カワセミのまなざし

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野鳥とクラシックギターへの強い想い

淡水系シギ・チドリを探しに。思いがけず珍鳥との遭遇も…… "アメリカウズラシギ" "キリアイ" "セイタカシギ" ほか   野鳥撮影《第232回目》

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(秋はすぐそこに)

ここ2回は「海岸干潟の野鳥」そして「野山の野鳥」をアップしました。そして今回は「内陸部の蓮田に集まる野鳥」をお披露目したいと思います。

 茨城県稲敷市の蓮田

ここは一年を通じ様々な野鳥を観察できる素晴らしいスポットです。9月に入りそろそろ淡水系のシギ・チドリたちが旅の途中で立ち寄るだろうと思い、わくわくして出向きました。

がしかし、広大な蓮田を見回るものの休耕田は少なく、あっても全く野鳥の気配はありません。諦め半分で最後のスポットに向かうとカメラマンの姿を発見!気分は一転します。そして、 カメラ先の蓮田をじっと眺めると、とても遠くに小さな野鳥たちが蠢ていました。

最初に確認できたのはタカブシギ幼羽です。かなりの数の個体がいるようでした。

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じっと眺めていると遠くにあまり見かけないシギを確認。モニター画像を確認すると ウズラシギ・幼羽であることが判明しました。  (証拠写真程度)☟

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さらに蓮田の奥(約30M)にとても小さいトウネン幼羽を発見。これも証拠写真程度になりました。(足元が緩んでいる上、三脚無しでかなり遠くを撮影したためでしょうね)☟ 

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次に確認できたのは初観察のオジロトウネン第一回冬羽でした。地味ですが黄色い脚が目立ちますね。  ☟

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 夏羽です。

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名前の通り、尾羽が一部白くなっていますね。☟ 

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コチドリとともにイカルチドリ・幼羽も姿を見せてくれました。 f:id:Hatabou:20200909103428j:plain

 

 

 

蓮田の奥では、ひと際目立つセイタカシギ・幼羽が自慢の美脚を披露していました。 

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とても愛らしい眼差しですね。☟ 

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久しぶりにタシギも登場してくれました。 ☟

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そして次に撮影したのは見慣れないシギでした。その場で判断できず自宅で調べたところ、初観察のアメリカウズラシギ・オス夏羽であることが判明しました。びっくりですね! ☟

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縦斑と白い腹がきれいに区分されていて、とても美しいですね。☟ 

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それからじっと蓮田の奥に目を凝らしていると、これも初観察のキリアイ・幼羽を発見!  

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嘴の先端が少し下に曲がっているところがポイントです。 ☟

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自宅で画像を再確認していたところ、コチドリセイタカシギ・キリアイが一緒に写っているものを発見しました。☟ 

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帰宅の途中に見つけたアオアシシギです。本当にじっとしていました。 ☟

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最後に 

今回は初観察のシギを数多く観察することができましたが、非常に日差しが強くしかも酷暑で露出調整が難しく、撮影スタイルにもミスがあり、画像そのものは全く満足できる内容ではありませんでした。 でも、とてもいい勉強をしました。

これに懲りず引き続き野鳥観察・撮影をのんびりと続けて行きたいと思います。  

 

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