(ハナモモ)
千葉九十九里浜海岸を半日で駆け抜ける探鳥の旅を終えて、しばらく撮影はお休みしていましたが、体力が多少戻ってきたので、地元の公園と遊水地に出掛けて来ました。
舞岡公園
ここは横浜では有名なバードウォッチング の名所のひとつです。今回はどんな野鳥と出会えるか……。
目的の場所に向かっていると、左側の小池でカワセミを発見しました。
今回お目当てのヤマシギは、昨年と同様、湿地のかなり奥まったところにいました。見つけることが本当に大変です。
ヤマシギは全長35㎝の留鳥ですが、ここでは冬場に見かけることが多いですね。 生息地は他のシギとは違い、森林の中が多いそうです。また、狩猟鳥に指定されており、肉はジビエ料理で重宝されるそうです。
タイワンリスと久々に遭遇しました。
残念ながら、鳥影は少なく、最後にヤマガラの見送りを受けました。
境川遊水地公園
舞岡公園から車で約20分で到着しました。ここは「俣野遊水地」「下飯田遊水地」「今田遊水地」の3つの遊水地で構成されています。
俣野遊水地
ここのビオトープ(生き物の棲む場所)を観察していると、オオジュリンを見つけることが出来ました。
今田遊水地
ここは昨年7月に完成した遊水地公園で、とても綺麗に整備されていました。
野鳥との距離も近く、まずハシビロガモ・オス(繁殖羽)を見つけることが出来ました。本当に美しい羽色をしています。
ようやく念願の飛翔シーンを撮影出来ました。それにしてもカラフルですね!☟
ハシビロガモ・メスの飛翔シーンも撮影出来ました。☟
大好きな冬鳥ヨシガモ・オスにも会えました。
☟ちょっと若い感じがします。
お馴染みのダイサギかなと思いつつ撮影しましたが、よく見ると脚が黄色をしています。調べてみると、ダイサギは①オオダイサギ(亜種ダイサギ)②チュウダイサギに分かれるそうで、①オオダイサギは冬鳥で脚が黄色②チュウダイサギは夏鳥で脚は黒色でオオダイサギより一回り小さい、という事でした。
したがって、今回観察出来たのはオオダイサギでした。
最後に観察出来たのは、夏鳥ヒクイナでした。全長19-23㎝で、準絶滅危惧に指定されています。 とても臆病な野鳥のため、意外に見つけることが大変ですね。
珍しく飛翔シーンを撮影出来ました。
最後に
今回、出会いの数は大変少なかったですが、とても貴重な野鳥たちに出会うことが出来ました。また、普段観察しているダイサギには2種類あり、いつも見ている方は亜種ダイサギ(=オオダイサギ)であることが分かりました。まだまだ勉強が足りないですね。