山野の鳥枯れが続く中、この時期はどうしても海岸干潟に飛来する旅鳥に目が行きます。 シギ・チドリたちの<秋の渡り>がピークを迎えているのです。
様々な野鳥ブログでも話題の中心はシギ・チドリですが、私もご多分に洩れず数回観察に行きました。
三番瀬海浜公園
酷暑が続いているため、時間を決め干潮時間を確認したうえで、数回出向きました。結果、数多くの旅鳥に遭遇することが出来ましたので、今回は詳細な説明は省略し、画像中心にご覧いただければと思います。
ウミネコ
幼鳥です。成鳥とは違う色合いで、とてもお洒落ですね。 (留鳥)
ユリカモメ
どういう訳か、冬鳥のユリカモメが一羽佇んでいました。
ムナグロ
夏冬中間羽の井出達。ダイゼンに似ていますが、上面が黄褐色をしていることで区別出来ます。
ミユビシギ
この時期は茶褐色(夏羽)から灰白色(冬羽)まで混在していて面白いですね。
キアシシギ
今回旅鳥の中では、最も個体数が多かったですね。とてもポピュラーなシギです。
キョウジョシギ
色彩豊なシギ、派手な羽を纏っている姿が京女のようですね。
オオメダイチドリ
メダイチドリとは嘴と脚の長さで区別します。
ミヤコドリ
本来は冬鳥ですが、ここ三番瀬では多くが留鳥として一年中観察出来ます。
今回もモノトーンにしてみました。☟
メダイチドリ
とても愛くるしい人気者ですね。
ダイゼン
ムナグロに似ていますが、羽色は黒白のツートンカラーです。
オオソリハシシジ
全長37-41㎝の比較的大きめのシギです。よく目立ちます。
お腹が赤褐色で、オスの夏羽です。☟
ダイサギ
一羽単独行動していました。とても存在感があります。(留鳥)
ソリハシシギ
とてもすばしっこい小型のシギです。落着きなく走り回っています。
オバシギ
肩羽に赤橙色が混じっている夏羽の個体です。
コアジサシ
数百羽の群れが集まっていました。これからの長旅に備えているのでしょうね。(夏鳥)
嘴が黒く冬羽のようですね。☟
アジサシ
最後に
いかがでしたか? まだまだ多くの旅鳥が飛来し、しばらくの間ここで体力をつけ、その後、はるか彼方の繁殖地に渡っていくのでしょうね。何だか応援したくなります。