(見沼自然公園)
超珍鳥が飛来していることは知っていましたが、何しろ<さいたま市>という事で迷っていました。しかし、次いつ出現するか分からないので、意を決し出向きました。
さいたま市見沼田んぼ
高速道路を使い現地を目指すと、予想外に早く、約1時間半で到着しました。
ここは広大な田畑地帯で、「大規模緑地空間」「遊水機能」の役割があり、さいたま市が大切に保全している地域です。
その田んぼに突然現れた野鳥がオオカラモズです。
オオカラモズ(大唐百舌)は中国北部から南部、朝鮮半島北部で繁殖して、中国南部で越冬します。日本では冬鳥(または旅鳥)として飛来しますが、その数は非常に少ないようです。
全長約31㎝、頭上から背中・腰は灰色で、尾は黒く長いです。とてもお洒落な井出達ですね。
普段目にするモズは全長19-20㎝なので、かなり大きく感じますね。
翼は黒く、初列風切の基部と次列風切の基部は白いですね。
羽根を広げると、お洒落なグラデーションを観察出来ます。
この日も100人近くのギャラリーが詰めかけていました。
見沼自然公園
田んぼから車で約10分で到着です。冒頭の写真の通り、東京ドームの約2.3倍もある広々とした自然公園で、市民の憩いの場になっているようです。
この公園内にある<修景池>にはここ数年トモエガモが飛来しているとの情報があり、帰り道すがら、ちょっとだけ寄って見ました。
ヒドリガモ集団の中を目を凝らして観察すると、1羽のトモエガモがおり、とても近くで泳いでいるので、じっくと観察することが出来ました。
美しい羽色をしていますね。
その後<修景池>の周囲を散策すると、シメ・オスが食餌している場面に遭遇しました。
グリーンを背景に、美しい 姿ですね。
勇ましい表情です。
最後にカイツブリを観察して、帰途に就きました。
最後に
最近は鳥影が薄く、さらにコビット19の問題もあり出不精になっていますが、情報を入手しながら、マイペースで探鳥をしていきたいと思います。