(北印旛沼)
久しぶりにプチ遠征して来ました。というのも最近人気急上昇のコミミズクに会いたくなったからです。
横浜⇒首都高・東関東自動車道⇒北印旛沼(約1時間45分)⇒一般道⇒手賀沼(約30分)
手賀沼にコミミズクが登場するのが午後2時過ぎという事なので、そこから逆算して自宅を9時頃出発しました。
北印旛沼
予定通り午前11時前に到着しました。以前2度ほど訪問したことがあるので、すんなりと探鳥をスタートさせることが出来ました。
☝冒頭の画像の通り、薄曇りで撮影にはもう少し光が欲しい感じでしたね。
そして☝画像で分かる様に、沼の中央部分には無数のカモたちがじっとしていました。
マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ミコアイサなどが確認でき撮影もしましたが、なにせ遠すぎて、お披露目できるものではありませんでした。
そんな中、ヨシガモだけが岸近くまで寄ってくれて、撮影することが出来ました。
☟オス
メスも含め10羽以上の群れを観察することが出来ました。
ヨシガモのそばにはハジロカイツブリも1羽のんびりと採餌していました。
本埜(もとの)「白鳥の郷」
手賀沼へ行く途中に、ちょっとだけ寄ってみました。
ここは、平成4年に農業用排水路工事のため一時的に水田に水を溜めていたところに6羽の白鳥がやって来たそうです。それを見つけた鳥獣保護員の方が餌付けに成功し、水田の持ち主の協力もあり、「白鳥の郷」として多くの白鳥が毎年飛来するようになったとのこと。今季も既に800羽を超える白鳥が飛来しています。毎日、早朝餌探しに水田を飛び立ち、夕方4時過ぎに水田に帰って来ます。
☟飛び立つことなく、水田の横にある田んぼで休息しているコハクチョウたち。
手賀沼
今年は手賀沼にたくさんの冬鳥コミミズクが飛来しているようです。おそらく昨年の台風の影響で、利根川下流にいたネズミたちが手賀沼まで移動して、それを狙ってコミミズクもここに現れるようになったとのことです。
予定通り、午後二時過ぎに現場に着くも、居場所が特定できず、広い手賀沼をグルグル回りましたが、バーダーの姿はありません。
ふと、手賀川のそばであることを思い出し行ってみると、広範囲にバーダー達が散らばり、田んぼの方にカメラを向けています。
運が良いことに、車を降りて土手そばに向かっていると、いきなり頭上をコミミズクが飛んで行きました。☟
2度目の飛来時には、正面の田んぼに降りてくれました。
☟薄暗く、シャッタースピードが上がらず、かつ手持ちなので、画像はぶれぶれでした。
三度目の飛来
四度目の飛来 少しだけすっきり撮れました。
しかし、☟の画像はぶれぶれです。
最後に
コミミズクはずんぐりとした体つきとなんとも言えない顔つきで、一度観察したら絶対忘れることの出来ないインパクトがあります。
バーダー達に人気があることがよく分かりました。
次回は地元で観察した別のフクロウの仲間を紹介したいと思います。乞うご期待!