カワセミのまなざし

カワセミのまなざし

野鳥とクラシックギターへの強い想い

今年も当たり年か……すでに"イスカ"が登場、そして夏羽の"カシラダカ"など    野鳥撮影《第486回》

(樹々を飛び回っているヒガラ

4月に入り”そろそろ夏鳥が登場するかな”と思い、中旬の頃久しぶりに富士山周辺を散策してみました。残念ながらその姿は確認出来ませんでしたが、予想外の出会いがありすこし得した気分になりました。

富士山周辺の水場・2ポイント

「最初のポイント」

現地にバーダー達の姿は無く、一人のんびりと観察を続けていると冬鳥カシラダカ・オス夏羽の姿を捉えることが出来ました。いつもの淡褐色とは違って、頭部が黒く個人的には初めて観るガングロの井出達でした。 ⇩

よくカシラダカと行動を共にしている留鳥ホオジロ・オスも登場してくれました。⇩

水場の奥に賑やかな鳴き声とともに個性的な外見の留鳥ゴジュウカラ登場です。 ⇩

「2番目のポイント」

現地に到着すると、2名のバーダーの方(夫婦?)が観察中でした。様子をお聞きすると「メジロとイスカが登場しました」とのこと。びっくりしつつ、暫く観察を続けていると、二羽のイスカが登場してくれました。素直に嬉しかったですね ⇩

枝にとまり様子を伺っている冬鳥イスカ・オス  ⇩

水場に降りてきたイスカ・メス ⇩

イスカ・オス ⇩

二羽の位置関係 ⇩

本来イスカは、夏場ヨーロッパやアジア北部に移動し冬場に渡来しますが、ここでは周辺の森で2月頃に繁殖し、そのまま夏場でも姿を見せているようですね。