今回は、絶滅危惧Ⅱ類に指定されているコジュリンを探しに、茨城県稲敷市に行ってみました。
現地まで片道・車で2時間半かかります。当日はどうしようかなと悩んでいましたが、テレビの星占いで「困っても甘えればなんとかる日」とのコメントが目に入ったので、行くことを決心しました。なにせ、行先が「甘田干拓地」でしたから……(笑)
稲敷市「浮島湿原」
まず、「甘田干拓地」の手前にある湿原に立ち寄りました。
ここは関東最大の広大な萱の湿原で、年間を通じてたくさんの野鳥たちが観察出来ます。
久しぶりに留鳥セッカにも会えましたね。スズメより小さくとても可愛い小鳥です。
臆病で近づくことが難しい野鳥ですが、たまたまフレンドリーな個体が現れ、とても近くで撮影することが出来ました。👆☟
稲敷市「甘田干拓地」
ついに目的地に到着。広大な干拓地でここも年間を通じ、小鳥から猛禽類までたくさんの野鳥が姿を見せてくれ、バーダー達も多く訪れます。
着くと、かなりの数の留鳥ヒバリが飛び回っていました。
撮影していると、一人のバーダーの方が熱心に撮影されていましたので、星占い通り、甘えてコジュリンのスポットをお聞きしたところ、親切に教えて頂きました。
留鳥・夏鳥コジュリンは、ホオジロ科の小鳥でスズメより小さく、成鳥のオスは頭部が真っ黒で、他の野鳥と区別が付けやすいですね。☟
コジュリンは、最初に記した通り、かなり個体数が少なく、観察される場所もとても限られているので、見つけた時には内心ドキドキでしたね!
「ピッチリリ、ツーピチョチッ」と、囀り声がとても可愛いいですね。👆☟
北印旛沼
コジュリンが意外に早く観察・撮影出来ましたので、すこしだけ欲張りして、再び北印旛沼に向け車を走らせました。
着くと、繁殖時期なのか多くの夏鳥ヨシゴイが沼の葦原を左右に飛び回っていました。
やはり美しい飛翔シーンですね!
最後に
なんとかコジュリンと出会うことが出来て、とても満足です。
「夏鳥を探しに」シリーズはペンディングのままですが、続けたいとは思っています。
しばらくお待ちくださいね。