今回は地元では名の知れた野鳥観察公園で、冬の風物詩となっている貴重な野鳥を探しました。(先月下旬)
また、その他にも多くの野鳥たちと出会うことが出来ましたので、併せて紹介したいと思います。
舞岡公園
横浜市戸塚区にあるこの公園は、有名なバードウォッチングスポットで、このブログでも最近オジロビタキを紹介しました。
園内に入ると、とても黄色いアオジの歓迎を受けました。
次に登場したのはシメです。この冬は本当に各地で見かけますね。
シメを観察していると、すぐそばにカシラダカが数羽顔を出してくれました。
場所を変えると、数人のバーダーの方が園路の一カ所にカメラを向けていました。
そして、その方向をのぞき込むと、4~5羽のクロジが餌を頬張っていました。
この園路のことを「クロジ街道」と呼んでいるそうです。
まずはクロジ・オスを激写です。
クロジ・メスは、少ないですが姿を見せてくれました。
クロジ・オス若も美しく撮ることが出来ました。
最も追い求めていたクロジ・オスの成鳥です。名前通り、光沢のある青黒い体色がとても印象的ですね。
同じ場所にガビチョウも現れました。久しぶりにその姿を確認した気がします。
ジョウビタキ・メスは愛らしく、どこでも人気者ですね!
湿地の草むらから突然登場したクイナにはビックリしました。
臆病者のクイナが全身の姿を披露するのは珍しい気がします。それにしても綺麗な羽衣を着飾っていますね。
遂に真打ヤマシギの登場です。
ヤマシギは全身約35㎝の留鳥です。ただし、棲み処が山林でしかも保護色のため、なかなか見つけづらいため、目にする機会が滅多に無いシギです。
舞岡公園には毎冬、特定の場所に登場するため、冬になると多くのファンがこの公園に駆けつけます。
ずんぐりした体型と長くまっすぐ伸びた嘴が大きな特徴です。しかも目がかなり後方についているため、視界は360度だそうです。
最後に
さすがバードウォッチングの名所だけに、貴重な野鳥たちを観察することが出来て、充実した一日でした。
だだ残念なことは、この公園で冬場よく見かけるアリスイを確認出来なかったことです。
また機会をみて、アリスイ撮影に挑戦してみたいと思います。