今回は前回(海岸)と打って変わり、森林に棲む野鳥たちを観察するために、今月中旬、久々に厚木市七沢の「県自然環境保全センター」に行ってきた時の記録です。
今シーズンは此処の野鳥情報がほとんど無く、関心もさほど湧きませんでしたが、冬鳥が居なくなる前に、一度だけは行こうと思い、出掛けた次第です。
結果として予想を超えた出会いがありました。
神奈川県自然環境保全センター
自然環境保全センターは、丹沢大山をはじめとした自然環境の保全・再生に取り組んでいます。展示室や野外施設は、さまざまな展示や自然とのふれあいをとおして、自然との関わり方や自然環境の保全と再生について学習することができる施設です。
野外施設には、湿地や雑木林の生き物を観察できる「自然観察園」と、様々な種類の樹木の観察ができる「樹木観察園」があります。(以上ホームページより抜粋)
センターのちょっと手前にある小学校近くに桜の絶景場所があり、撮影位置を確認に立ち寄ったところ、桜並木沿いに流れている小川で、カワセミが小魚を狙っていました。
自然観察園
ここで初めてダイサギを見ました。ちょっとびっくりでしたね。
どこでもシジュウカラは愛嬌者です。
ここの冬の風物詩的存在、ルリビタキも登場してくれました。情報によると、今季はこの野鳥が現れないため、ここの人気が無かったようですね。
☟ルリビタキ・メスです。
☟ルリビタキ・オス も登場してくれました。
ここではカシラダカもよく観察されます。
アオジはここではあまり臆病ではなく、堂々と姿を見せてくれます。
アオジを観察していると、湿地の奥から「チィチィチィ」と地鳴きが 聞こえてきました。するとあの小さく可愛いミソサザイが登場し、激しく動き回った後、姿を消しました。ほんの一瞬の出来事で、ワンショットだけの撮影でした。ここでの観察は初めてでした。
ミソサザイの撮影が終わったころ、頭上を2羽のノスリが通り過ぎて行きました。
樹木観察園
さまざな種類の樹木が立ち並ぶ中、小鳥たちも元気に飛び回っていました。
最初に観察したのがアトリ・メスです。ここでは初出会いでした。
シメ・オスもちょっとした水場に登場です。
ここでの花形的存在、クロジ・オスもしっかりとその存在感をアピールしてくれました。
最後に
ここでの初出会いとなる野鳥もあり、訪問して本当に良かったです。
4月に入ると、ここにも徐々に夏鳥たちが渡来してくれるでしょうか?
またひとつ楽しみが増えました(^^)/