カワセミのまなざし

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野鳥とクラシックギターへの強い想い

今年2度目のチャレンジ "ハイイロチュウヒ・オス"  野鳥撮影《第250回目》

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 (霞ケ浦内で休むカンムリカイツブリ

2021年新春第一号】で紹介した通り、今月初旬にハイイロチュウヒ・オスに遭遇しました。しかし、私のカメラ設定ミスで不甲斐ない結果になってしまい、最近までちょっとしたストレス続きでした。そこで、ストレス解消のため、殆ど会えないことは分かっていましたが、再びその場所に行ってきました。果たしてその結末は……。

 茨城県稲敷市

ターゲットが登場するのは午後3時以降なので、現地には午後2時頃に到着しました。チュウヒの塒入りまで時間が少しありましたので、まずは西ノ洲に 寄ってみました。

枯れた蓮田を覗くと、カシラダカを数羽見つけました。

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 半逆光で、あまり色が出ていません。☟

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この時期、タヒバリも数多く観察出来ます。 

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タヒバリの傍で、タカブシギが一羽採餌していました。

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その後、浮島の蓮田エリアを散策していると、上空をミサゴが横切りました。 このエリアでは頻繁にミサゴを見かけます。

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タゲリもこの時期、群れで蓮田を飛び回っています。 

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セグロセキレイが一羽、水の張ってある蓮田で泥んこ遊びしていました。

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 同じ場所で、ハマシギも夢中で採餌していました。

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この時期、かなりの数のオオジュリンを蓮田周辺で見かけます。本当に多いですね。

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午後3時近くになりましたので、観察場所の<妙岐の鼻>に戻って来ました。

午後3時半過ぎには、嬉しいことに、ハイイロチュウヒ・メスが登場しました。

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しかし、その後、殆どチュウヒは登場せず、とても嫌な気分になって来ました。諦めたバーダーたちは次から次へと去って行き、午後4時半が過ぎ完全に陽が沈みました。やはり、今日はだめかと思って俯いた時、すうーっと萱場からハイイロチュウヒ・オスが現れました。今回は狩場から帰ってきた訳では無く、ずっと茅原に潜んでいたようです。今回は設定を間違えることなく、落ち着いて撮影することが出来ました。しかし、日没過ぎのため、鮮明さが全くなく、ノイズもひどく、画像そのものは満足出来るのものではありませんが、登場してくれた事に本当に感謝です。

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最後に

猛禽類は神々しく魅力的な野鳥です。取り分け、ハイイロチュウヒ・オスはその姿に心底魅惑されます。ほとんど観察できるチャンスが無いこともあり、絶えず<また観たいという渇望感>が心のどこかに潜んでいます。

ああ~、また会いたくなった。