(オオジュリン)
今回は前回に引き続づき、稲敷市の蓮田周辺で出会った野鳥たちを紹介します。大空を滑空する姿をぜひご覧下さい。 また、とても珍しい野鳥も登場します!
稲敷市の蓮田周辺
”妙岐ノ鼻”は、冬場はチュウヒの塒入りでとても有名な萱場です。チュウヒは個体差が激しく、羽色や顔つきなど一羽として同じ姿のものはいません。だから面白い。そして猛禽類は、観る者に畏敬の念を感じさせるため、一度観察するとハマってしまいます。
午後2時半頃から徐々にチュウヒたちが塒(ねぐら)に戻って来ます。
<個体その1>
美しい羽色ですね!
<個体その2> 顔の表情が<個体その1>と全く違います。
残念ながらブレブレです。☟
<個体その3>
目つきが鋭いですね。☟
<個体その4> 顔の表情が他の個体と違い、羽色も白っぽいですね。
<個体その5> 少し翅が傷んでいますね。でもカッコイイです。
<個体その6> 夕暮れ間近か…… ようやくハイイロチュウヒ・メスが登場!
ISO感度を上げても、暗くて粗い画像になりました。
陽が沈みましたので、Go toキャンペーンを使い、ビジネスホテルで一泊。半額近くになり、かなりお得でした。
翌朝、再び蓮田を訪れると、タゲリの群れに遭遇しました。今季初見です。
更にタゲリに近づこうとすると、鳥たちは一斉に飛び立ち、何とその中に美しいカモが2羽混じっていました。
空を眺め、2羽の行方を撮影していたことろ、図鑑で観たツクシガモではないかと思い、帰宅してパソコンで画像を再確認したところ、やはりツクシガモでした。
ツクシガモは少数が冬鳥として日本(特に九州・有明海)に飛来します。したがって、関東で観察できるのは珍しいようです。
最後に
今回のプチ遠征は鳥果も多く、とても充実した2日間でした。まさかツクシガモに出会えるとは夢にも思いませんでした。
これから季節は冬、カモたちや猛禽類そしてジョウビタキなどの小鳥たちとたくさん出会えることがとても楽しみです。