(峠の桜)
今回は「GW特別編」第3回目(最終回)として、連休前に出会った初見の野鳥を中心に紹介したいと思います。
本来であれば、連休最終日の昨日までにアップしたかったのですが、長男夫婦・次男夫婦と私たち夫婦計6名で南九州の旅に出掛けて、昨日夜遅く帰ってきたため、準備出来ませんでした。
それはともかく、コマドリをどうしても見たくなり、連休前にバーダーの間では有名過ぎる「柳沢峠」に出向きました。
”なんだ、あそこか” と思われるかもしれませんが、私としては初見になるため、良かったら最後までお付き合い下さい。
柳沢峠
(峠から富士山を望む)
柳沢峠は山梨県甲州市にある峠で、標高1472mに位置します。したがって、4月下旬でも桜が咲いていました。
ここは、コマドリ・コルリやマミジロで有名で、4月後半から7月前半に掛けて多くのバーダーの方が訪れます。
峠茶屋から少し青梅街道を登った「三窪高原入り口」から笹取林道を登って行くと、有名な観察スポットが在ります。
着くと、すでに20名程度のバーダーの方がカメラを構えていました。
まず登場したのは、一般的には夏鳥とされるアカハラでした。胸から腹への赤みがかった橙色がとても美しいですね。
次に登場したのは外来種のソウシチョウ(留鳥)でした。全長14-15㎝で、赤・黄・緑・オレンジのカラフルな鳥ですね。
3番目に登場したのは、自然環境保全センターで何度か目にしたクロジ・オス(留鳥)でした。
全身は灰黒色ですが、写真では青灰色に見え、とても不思議な魅力を感じます。
しばらくすると、「ヒンカラカラ」という美しい鳴き声が聞こえて来ました。
待ちに待った憧れの鳥の囀りです。
全長14㎝、鮮やかなオレンジ色が特徴で、とても愛くるしい姿が見る者を惹きつけます。
コマドリはウグイスやオオルリと並ぶ「日本三鳴鳥」に数えられています。
鳴き声が馬のいななきにも似ていることから「駒(馬)鳥」という名前が付けられています。
遠くまで来たので、会えて本当に良かったです。
最後に
今回は「GW特別編」シリーズとして3回に亘り、夏鳥を中心に野鳥を紹介させて頂きました。
多少はお役に立ったでしょうか?
ここ数日でサンコウチョウも全国各地で確認されているようです。
これからもワクワクしながら、野鳥探しを続けて行きたいと思います。