GWあたりで、春の息吹もピークを迎え、夏鳥たちのペアリング活動が本格化します。すると、結婚相手に自分をアピールする囀りにも美しさと力強さが感じられてきます。
山梨県の峠
昨年ここは台風の影響で倒木や土砂崩れで林道の行く手を阻まれ、熊笹も根こそぎ持っていかれ、野鳥観察(コマドリ・コルリ等)どころではありませんでした。
そんなこともあり、今年は大いに期待して現地を訪れました。がしかし、考えることは皆同じで、駐車場は満杯で車を置く場所にも四苦八苦しました。何とか駐車し林道に入り、いつものポイントに進むと、かなりの数のバーダー達。
最初に登場してくれたのは、大好きコガラでした。
そして、それ程待つこともなく、夏鳥コマドリがぴょこんと現れました。
オレンジが鮮やかで、可愛らしくそして美しいですね。
ここの常連、ソウシチョウも登場です。
今回は数か所でコマドリと出会うことが出来ました。
林道を歩いていると、見慣れない蝶がひらひらと目の前を横切りました。側壁に留まったところを観察すると、とても美しい模様でビックリしました。帰宅後調べると、この季節(一か月間)しか登場しないミヤマセセリの雌であることが判明しました。
林道のコンクリート隔壁に座り、最後の休憩をとっている時、何となく横を見ると、3メートル横に一羽のコマドリが佇んでいました。
最後に
今年はコマドリの当たり年なのでしょうか。4羽の個体と対面することが出来ました。
次回はここでのもう一つの観察ターゲット、コルリの観察記録をアップする予定です。