(オナガ)
今週はとても久しぶりに地元「恩田川」を散策しました。
某バーダーの方の最近のブログ記事に、”夏羽のアマサギ”が載せてあり、「そう言えばまだ見たことがないなあ…」と思いつつ、恩田川にも登場した記録が無いか調べたところ
地元・緑区周辺の野鳥紹介している「みどりの鳥」には、「数は少ないが、初夏か秋口に見られる。しかし、夏羽での目撃は少ない」との情報が掲載されてました。
で……、夏羽のアマサギを求めて、ゆっくりと恩田川沿いを歩いてみました。
行きは、川ではカルガモ・カワセミ・オナガを見た程度、田んぼではヒバリが鳴いてましたが、目的の鳥果は無く、半ば諦めつつ、個人宅の「菖蒲」を横目で見ながら、帰途につきました。
そして、もう少しで自宅に着くころ、ふと田んぼの奥に白い鳥影を見つけました。
もしやと思い速足で近づくと、居ました。アマサギです。それも夏羽の…
やったあ!と思い、興奮ぎみにシャッターを切りまくりました。
<アマサギの特徴>
- 白いサギでは最小で、コサギより小さい(全長50㎝)
- 豪州やフィリピンなどで越冬し、夏季(4-9月)飛来します。「夏鳥」
- 夏羽は「亜麻色(=黄色がかった薄い茶色)」で、名前の由来となっています。冬羽は白色で、他の白サギと区別が付きにくくなります。
- 日本のいくつかの県では「準絶滅危惧種」に指定されています。
着地シーン
最後に
「亜麻色」という言葉を聞くと、すぐ連想するのが「亜麻色の髪の乙女」です。
フランス印象派の作曲家、ドビュッシーのとても有名な作品です。
この曲はドビュッシーの恋人で人妻だった歌姫のために作りました。要するに不倫相手への恋文みたいなものでしょうね。
演奏時間2分弱のとても短い曲ですが、”月夜に、愛する人を想う切ない気持ち”を表しているように感じられ、しっとりした気分にしてくれます。
私も、クラシックギターに編曲されたものを数年前よく演奏会で弾きました。