今回は、どうしても”カワアイサ(特にメス)”に会いたくなり、神奈川県内で唯一と言ってもいい越冬地「酒匂川下流」に車を飛ばしました。
酒匂川下流
西丹沢を源流に足柄平野を南北に流れ、小田原近くの海岸に辿り着く「酒匂川」は、四季を通じて様々な野鳥を観察することが出来ます。
特に河口から飯泉取水堰までの約2㌔の下流部は、干潟はありませんが、葦原や砂礫地そして浅瀬が広がる環境となって、多種多様の野鳥が目を楽しませてくれます。
<東海道本線の鉄橋>
まず、河口方面へ歩いていると、久しぶりにダイサギの雄姿を発見しました。
さらに歩き続け、海岸に出ると、シロサギの群れに遭遇しました。
荒波を背景に、1羽凛として佇むダイサギに強烈な存在感を感じました。
汐留りを飛翔するコサギです。
荒れた波打ち際で、コサギの群れを後方で心配そうに見つめるダイサギです。
<西湘バイパス>
ウミネコが空高く横切って行きました。
上流へ歩き始めると、婚姻色に変化しつつあるアオサギが横切って行きました。
すこし離れた河原にはトビが羽根を休めていました。
<再び東海道本線鉄橋>
ホオジロ・メスが2羽葦原を元気に飛び回っていました。
そして、 飯泉取水堰にまであと500㍍のところで、ついに憧れのカワアイサと出会うことが出来ました。
本当に嬉しかったですね。
と言うのも、希少なカモ科の冬鳥であることもありますが、メスの愛くるしい眼差しがたまらなく私の心を惹きつけるからです。
オス3羽、メス3羽の群れでゆっくりと泳いでいました。
<左からメス・オス・メス>
露出補正が上手くいかず、ポイントの目が目立ちません。
警戒心の強いことを忘れていて、さらに近づくと、飛ばれました。
西丹沢の山々をバックに気持ちよく飛び回っていました。
下流に着水したことを確認したため、再び河口に向けて歩き、「小田原大橋」を渡りました。
すると、オス2羽・メス1羽で探餌していました。
オスは顔が黒いので、メス以上に目をはっきり写すことが出来ませんでした。
もう少し、はっきりと可愛く撮りかったですね。
また飛ばれました(笑)
最後に
カワアイサは私にとってアイドルになりました。
また愛くるしい表情を綺麗に撮るため、再訪したいと思っています。
そして、また新たなターゲットが出来ましたので、近々埼玉に遠出したいと思います。