今回は自分の決め事に反し、遠出してしまいました。
なぜか……
どうしても会いたい野鳥が突然現れました。
今探さないと遠く北の方へ旅立ってしまいます。
オオマシコ…その美しさに魅了されて、埼玉の秩父まで車を飛ばしました。
「東名高速」⇒「圏央道」⇒高麗川沿いに国道を通り、約3時間かかりました。
本当に遠かったですね。フゥー(*_*)
でも行った甲斐がありました。良かった!(^^)!
埼玉県県民の森
秩父郡横瀬町にある広大な自然公園で、その広さは東京ドームの14倍もあります。
標高960mの奥武蔵丸山の北側にあり、3月でも雪が残る場所があります。
国内では数少ないオオマシコの飛来地として有名です。
↑園内に入ると、程なく観察スポットの「東屋」があり、既に6名のバーダーの方がカメラを構えていました。
最初に登場したのは、私の大好きなヤマガラでした。(白トビしていますが)
次に登場したのは、とても再会したかったコガラでした。
つぶらな眼差しが、とても愛くるしいです。
頸を傾げた 仁王立ちのポーズが可愛いですね。
そして、待つこと約30分ついにターゲットの登場です。
オオマシコはシベリヤ中央部から東部の亜寒帯で繁殖し、日本にもわずかですが越冬するためにやって来ます。
越冬地は1,000mを超える高地が多く、観察できる機会は大変少ないようです。
アトリ科マシコ属で、ベニマシコと同種ですが、ひと回り大きいです。
最大の魅力は、(オスですが)全身が独自の紅色を帯びていることで、ベニマシコとは一線を画しています。
成鳥オスの全身の紅色が、多くのバーダーを惹きつけて止みません。
最初に登場したのはメスでした。オスに比べると地味ですね。
次に登場したのはオス若のようですね。(頭部が多少白くなっているので、おそらく)
そしてついに、本命オオマシコ・オスの登場です。
これほど美しい紅色の小鳥を見たことがありません。
本当に出会うことが出来て幸せでした。
最後に
かなりの遠征でしたが、決断してよかったと思います。
おそらくこのブログを書いている頃には、シベリヤへ旅立っているような気がします。
最近は野鳥の姿は稀になって来ました。
それでも、夏鳥を待ちつつバードウォッチングを続けて行きたいと思います。