(鉄橋が横切る酒匂川)
前回は「海辺の風景」でウミアイサを紹介しましたが、今回は「川辺の風景」として私の大好きなカワアイサを紹介したいと思います。
この時期になるとこの愛らしいアイサにとても会いたくなります。今回は晴天の中、美しいその姿を探しました。
酒匂川下流地域
丹沢山地を源流として小田原市に流れ込むこの河川は、「箱根駅伝」のランナーが渡る「酒匂橋」が毎回テレビで映ります。そんなことを思いつつ、またやって来ました。
到着すると、いつもと同じようにダイサギの歓迎を受けました。
その後、昨年観察出来た下流方面に歩いていると、予想通り三羽(オス二羽、メス一羽)のカワアイサがのんびりと日向ぼっこしていました。
大好きなメスは、独特の風貌と茶褐色のボサボサ冠羽で、とても愛くるしいですね。
やはり、ウミアイサ・メスよりも魅力的です。
ワンちゃんにも似た風貌のような…?
一通り観察が終わり、上流へ向け歩いていると、ジョウビタキ・メスが姿を見せてくれました。
さらに散策を続けていると、護岸のすぐそばで一羽のカワアイサ・オスが悠然と泳いでいる姿に出くわしました。
ツートンのお洒落な井出達と、すっきりとしたスタイルで、とてもダンディーですね。
目に光があたり、くっきりと確認出来ました。
上流へ歩き続けると、久しぶりにタヒバリと遭遇しました。
カワアイサのオス・メスのツガイですかね。決まっています。
最後にコガモのツガイを観察して現場を後にしました。
最後に
冬になると冬鳥カワアイサに会いたくなり、必ずここに出掛けます。神奈川ではあまり見かけない野鳥なので、この越冬地は大変貴重ですね。
一度北海道で、メスがたくさんの雛を背中に乗せて泳いでいる姿を観察してみたいものです。