(カワラヒワ・幼鳥)
9月に入った或る週末、いつもの森林エリアに行った時のことです。初見の猛禽類に遭遇しました。突然の事でとてもびっくりしましたね。
富士山北麓周辺
いつものパターンで、いつもの林道を散策しました。水場に差し掛かると、最初に登場したのはお馴染みヤマガラでした。すぐさま水浴びを始めました。
ヤマガラの後ろからスッと登場したのはキビタキ・メスでした。恐る恐る水場に近づき、最後にちょっとだけ水浴びしました。
その後、水場には小鳥たちは姿を見せず、林道を逆の方向へ歩き始めたところ、突然10メートル前の脇から、トビのような猛禽が飛び立ち、近くにそびえる松の天辺に留まりました。逆光の中、目を凝らして観察すると、何となくハチクマの様な気がしました。撮影後自宅でパソコン画像を覗くと、中間型成鳥のハチクマ・オスと確信しました。
<ハチクマとは>
- 夏鳥で本州と北海道の低山帯の森林で繁殖し、9月の秋の渡りで東南アジアに向かい越冬する。
- 栄養価の高いハチの巣を掘り出し、幼虫をヒナに与える。⇒名前の由来
- 白色の淡色型、褐色の中間型、黒褐色の暗色型まで、個体差が非常に大きい。
- 成鳥オス⇒虹彩は暗赤色 成鳥メス⇒虹彩は黄色
しばらすると、近くから「ピィーヨー」と鳴き声が聞こえて来た為か飛び去りました。絶え間ない鳴き声から、おそらく幼鳥ではないでしょうか?
次に向かった水場ではいつもの小鳥たちと対面することが出来ました。
キビタキ・メス
仲の良いキビタキ幼鳥二羽
シンクロして可愛いですね! ⇧⇩
久しぶりに出会ったゴジュウカラ
コガラ
オオルリ若鳥
キビタキ・オス