(薬師池公園)
相も変わらず梅雨空が続く中、3連休を迎え、唯一雨が降らないと予想される土曜日に、気分転換のため<思い切って遠出しよう>と計画していました。
当日、静岡県の「東田子の浦」に行くことに決め、車を出しましたが、東名高速は予想以上の渋滞で、途中で行き先を変え、お馴染みの「河口湖フィールドセンター」で幼鳥たちの観察をすることにしました。この時期はあまり野鳥は期待できませんが……。
河口湖フィールドセンター
渋滞のため、到着したのはお昼前になりました。予想通り、囀りはあまり聞こえずしばらくじっと待っていると、とっても小さいヒガラ・幼鳥が姿を見せてくれました。
曇り空のせいか暗い場所が多く、露出設定にあれこれと悩みました。☟
次に登場したのは、シジュウカラ・幼鳥でした。☟その囀りにしばし励まされました。
しばらくすると、水場・斜め前の小枝に幼鳥が留まりました。観察したところ、キビタキ・幼鳥であることが判明しました。
☟この野鳥もキビタキ・幼鳥ですね。
☟同じくキビタキ・幼鳥です。
時を同じくして、キビタキ・オス・成鳥も姿を見せてくれました。 ☟
やはり夏鳥のシンボル的存在ですね!
それからしばらくすると、水場奥にある広場の木株に、アカゲラ・オス・成鳥が降りて来ました。見掛ける時はそこが多いですね。それにしても、とても遠いです。
オスは後頭部が赤く、メスと区別がつきます。☟
それから30分程度経ったでしょうか。 水場近くにある木の幹に、アカゲラ・幼鳥が現れました。こんな近くに来たのは初めてです。幼鳥のため人間に対する警戒心が少ないせいでしょうね。 幼鳥は頭上部が赤く、区別がつきます。
アカゲラは留鳥で、全長24㎝の黒色・白色・赤色の模様をした中型のキツツキです。
最後に
この後、天気予報とは裏腹に雨が降り出し、結局2時間でバードウォッチングは終了となりました。
もう少し観察していれば、オオルイの幼鳥にも出会えてたかもしれまんせんが、今回はアカゲラと遭遇出来たことで良しとしたいと思います。
それにしても、これから2カ月程度、野鳥観察はあまり期待できませんね……。