七月に入り、鳥影が薄くしかも梅雨空が続き、探鳥で出掛ける意欲もなかなか湧きませんでした。
ところが、運動不足でストレスが溜まり、これはまずいと思い、早帰りした昨日、1時間だけ思い切って地元の川沿いをカメラ片手に散歩して来ました。
地元「谷本(ヤモト)川」
普段は「恩田川」を散策することが多いのですが、今回はイワツバメが見たくなり、「谷本川」沿いをふらり散歩しました。
予想通り、歩いてもほとんど鳥影はありませんでしたが、しばらくすると、オナガがホバリングしているシーンに遭遇しました。
どういう訳か、関西地区以西では観察出来ない野鳥です。
その後も歩みを進めていましたが、ふと地元の方がボランティアで歩道周辺の除草作業をやっておられるところに出くわしました。
雑草が刈り取られた跡地では、多くのムクドリたちが餌探しをしていましたが、その中にやたら黒い鳥がいて、一瞬カラスかと思いましたが、大きさが全く違いましたので、もしやと思い、そっと近づいたところ、予想通り、ハッカチョウでした。昨年の2月以来の再会です!
ハッカチョウは外来種ですが、繁殖地が極めて局地的でして、現在のところ兵庫県・大阪府そして横浜市(戸塚区・南区辺り)・藤沢市でしかその姿を確認出来ません。今回現れた個体は、わざわざ緑区まで遊びに来たのでしょうか?
とてもスタイリッシュな感じがします。☟
最後に
今回、もし「谷本川」ではなく、「恩田川」を散策していたら、ハッカチョウと再会することは出来ませんでしたので、とてもラッキーでした。
バードウォッチングはそんな運・不運が付きものですから、一喜一憂しないことがとても大切ですね。
そう言えば、肝心なイワツバメは観察出来ませんでした。