(河口湖フィールドセンター内)
関東周辺にも徐々に紅葉前線が押し寄せているこの時期、もうそろそろ山梨辺りの樹々も色づき始めたのではないかと、ちょっと期待して……
そして冬鳥たちとの新しい出会いも楽しみに、大好きなサンクチュアリに足を運んびました。
河口湖フィールドセンター
昨年もこの時期にこのバードサンクチュアリを訪れました。
そして今年も、予想に違わず、錦繡で彩られていました。
最初に登場したのは、カワラヒワでした。 赤褐色と黄色が紅葉に馴染みます。
☟の画像を見ると、イスカを思い出します。調べてみるとともにアトリ科の野鳥であることが分かり、納得しました。
この水場の主(ぬし)ヒガラを、 暗いトーンと明るいトーンで対比して撮影しました。
やはり明るい方がいいですかね?
しばらくすると、森の中から「ヒィ、ヒィ、ヒィ」という地鳴きが聞こえて来ました。懐かしい鳴き声なので、すぐ正体がばれました。そしてスゥーと水場に顔を出してくれました。冬鳥ジョウビタキ・オスです。個人的には今年の秋、初観察です。
顔の辺りだけに陽が当たり、意外に印象に残る画像になりました。
そして次に登場した小鳥は、キビタキ・メスでした。センターの方のお話では、すでに居なくなったとの事でしたが、まだ名残惜しく、この近くに留まっているようですね。
愛嬌の良いヤマガラは、大きな木の実を口一杯にくわえて、とても大変そうでした。
個人的には久しぶりに姿を観たコゲラでした。
5羽程度のメジロが、温泉に来たかのように水浴びを楽しんでいました。
そうしているうちに、エナガの軍団が登場し、可愛い鳴き声を盛んに聞かせてくれました。
でも、アイドル顔負けの可愛さを持っていますね。
そして、本日一番のサプライズが起こりました。すこし大きめな野鳥が水飲みのため、この水場に突然登場したのです。最初は種類が分かりませんでしたが、しばらく画像をのぞき込んでいると、「厚木の七沢」や「埼玉の柳沢峠」で観たクロジではないかと思い出し、その場でネットで調べるとクロジ・オスの若鳥であることが判明しました。
その事をセンターの方に報告すると、3年ぶりの登場との事でした。
私はなぜかクロジと縁があり、幸運をもたらしてくれる野鳥との再会にとても感激しました。
新横浜公園
ここの公園には冬場には、たくさんの種類のカモが飛来して来ます。
ハシビロガモ・メスも馴染みの旅客ですね。
ハシビロガモ・オスの繁殖羽も遂に登場しました。でもちょっと怖そうですね。
そして、この日は冬鳥オカヨシガモ・オス(繁殖羽)が登場しました。
全体的に黒とグレーを基調としたシックな出で立ちで、上品さと気品を感じるのは私だけでしょうか? マガモの仲間ですが、意外に渡ってくる数は少ないらしいです。
夫唱婦随の典型みたいに、夫婦仲良く優雅に泳いでいました。なんか いいですね(^^♪
最後に
秋の色づきに合わせ、カモ・オスのように正装に衣替えを始めた野鳥もいます。
私も来週からはクールビズをやめ、スーツにネクタイ姿に変身です。
私事ながら、12月にはクラシックギターのちょっとしたコンサートも控えており、趣味も忙しさを増しますが、茂木健一郎の言う「IKIGAI」のため、前向きに捉えて頑張っていきたいと思います。