今回もターゲットを絞って野鳥観察に出掛けました。
狙いはレンジャクとベニマシコ・オスです。
秦野市内の神社
今年はレンジャクの当たり年のようで、関東地区のあちらこちらでレンジャクの情報を目にします。
バードウォッチングに関心を持ち始めた若い時に、野鳥図鑑でこの鳥の姿を目にし、すごく違和感を持った思い出があります。このフォルムと色合いは他の野鳥と大きく異なり、すごく神秘的な雰囲気を醸し出していると感じ、「ふつうの野鳥なのかな?」と思ったからです。
神社の境内には立派なヤドリギが数多くあり、レンジャクがたくさん集まって来る訳もよく分かりました。
境内には多くのバーダーの方が今か今かとレンジャクの到来を待ち受けていました。
私が訪れて約1時間待ったでしょうか、ついにその雄姿を突然目の前に現しました。
3羽がヤドリギの寄生する樹の枝に飛びおりました。ターゲットの一つをゲットです。
ラッキーなことに、数の少ないキレンジャクを確認出来ました。↓
ヒレンジャクは尾の先端が赤いほか、①黒い過眼線が後ろまで太く長く伸びていて②お腹が黄色いので、キレンジャクと区別が付きます。↓
弘法山公園
レンジャクを観察した後、少し時間がありましたので、近くにある弘法山公園に寄ってきました。
野鳥の囀りはほとんど聞こえませんでしたが、シメ・メスだけが水盤に登場してくれました。
すぐそばにいた2羽のヒヨドリを威嚇していました。顔の通りですね。
自然環境保全センター(厚木)
もう一つのターゲットであるベニマシコ・オスを探すため、大好きな自然環境保全センターに出向きました。(バーダーの方やネットの情報を頼りに)
入口付近でシロハラの歓迎を受けました。
同じ場所でジョウビタキ・オスからも挨拶を受けました。
園内に入るとまず、カシラダカを発見です。
(メス)
(オス)
ホオジロも数羽群れで移動していました。
(メス)
ルリビタキは必ず見つけることが出来ます。
(メス)
(オス)
残念ながら、当たりを付けていた場所にベニマシコ・オスは登場しませんでした。
センター下にある調整池にトモエガモを見に行きましたが、居ませんでした。
しかしコガモの毛並みがとても美しく思い、カメラに収めました。
カワセミ・メスもとても綺麗でしたね。
相模川自然の村公園
ベニマシコ・オスを求めて、再びこの公園に足を運びました。
当日は朝から一度も出ていないとのことで、今日は無理かなと思っていましたが、ある女性バーダーの方が居場所を見つけて下さり、バーダーは皆移動です。
すると、数羽のベニマシコを確認することができ、遠くからですがベニマシコ・オスの証拠写真は撮影することが出来ました。
取りあえず、今回の目標は達成です。
城山湖
ハギマシコが登場しているとの情報が入り、当日ついでに城山湖まで車を飛ばしました。
車で20分弱で到着しました。
湖を望む景色は天気も良く、気持ちのいいものでしたが、この日は残念ながらハギマシコを確認することが出来ませんでした。
ただし、帰り道すがらウソを3羽群れで確認出来ました。
最後に
これで冬に見たいターゲットは、ほぼ確認することが出来ました。
これからは、近場中心にバードウォッチングを続けて、春の到来を待ちたいと思います。