カワセミのまなざし

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野鳥とクラシックギターへの強い想い

"ツルシギ" "ノスリ" "オオジュリン" "ルリビタキ" 等 ~多摩川六郷橋緑地・新横浜公園・弘法山公園等~ 野鳥撮影《第56回目》

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(恩田川にて)

 

今週は野鳥写真をアップする予定では無かったのですが、横浜市内では多少珍しいシギとたまたま遭遇しましたので、バーダーの皆さまへのお知らせとして記載することにしました。

 

 多摩川六郷橋緑地

 

 ”何か新しい出会いがあるかな”との思いで、久しぶりの出向きました。

 

このブログでは初登場のオナガガモです。私個人的にはこれまであまり縁がありませんでした。尾羽も頸も長いスマートなカモですね。

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一瞬ミーアキャットかなと思えるほど背伸びしたモズのメスです。

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葦原でひっそりと餌捕りしているシギです。

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葦原の上の方を注目すると、スズメたちと一緒にオオジュリン数羽が飛び回り、葦の皮を剥き、小さな虫を食べていました。

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葦原の野鳥撮影に夢中になっていたら、突然目の前にノスリが現れ、頭上近くを旋回しながら、しばらくの間飛翔していました。

「こんなに近くで飛び回ってくれるのは珍しいなあ!」と興奮気味に地元バーダーの方が話していました。

やはり、猛禽類の飛翔シーンは感動しますね。人知を超えた畏怖感さえ覚えてしまいます。

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新横浜公園

 すこし時間があるときに、大好きなこの公園にぷらり出掛けました。

 

オカヨシガモの群れの中に一羽、やけに白い鳥がいるなあと思い、池に近づいたところ、なんとカンムリカイツブリでした。

以前見かけたミコアイサと同じように、1羽だけでゆったりと寛いでいる様子でした。

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大池周辺を回っていると、一人のベテランバーダーらしき方が夢中でシャッターを切っている姿が目に留まりました。

なんだろうと近づいてみると、今まで見たことの無いシギが葦原でじっとしていました。

私はシギのことはほとんど判らないので、バーダーの方にお聞きしたところ、

「あれはツルシギだろう。この辺では珍しいなあ」興奮気味に話してくれました。

帰宅してネットで調べたところ、写真と一番近いシギは「アカアシシギ」でしたが

もっとよく調べてみると

冬羽の場合、両方はよく似ているが、嘴の下半分だけ赤くなるのがツルシギで上も赤くなるのがアカアシシギとのこと。

よって、このシギツルシギ冬羽と結論付けました。バーダーの方は流石ですね。

ツルシギ旅鳥で、春と秋に日本に立ち寄りますが、飛来数は少なく、特に秋冬はわずかだそうです。

珍しいシギに会えてラッキーでした。

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弘法山公園

 天気良い日にいつもの「秦野⇒厚木ルート」で野鳥観察しました。

 

頂上サンクチュアリを目指す階段脇で、エナガ軍団のお迎え合唱がありました。

この愛くるしい顔を見るとホットしますね。

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 水盤にはこの近くに棲みついているシロハラがまず登場です。

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ルリビタキ・オス(若)も初めて確認出来ました。全身に薄っすら青味があります。

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ルリビタキ・メスも登場です。

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自然環境保全センター(厚木)

 

自然観察園に入ると、いきなりアカゲラが飛び出し近くの木に留まりました。

しかし、あっという間に飛んでいき、証拠写真程度になってしまいました。

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凍った小池では、まるでこれからスケートをするかの様に、慎重に足を送り出しているキセキレイです。

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 ここでは無防備アオジが道端に姿を見せてくれます。

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園内では、二羽のルリビタキ・オスが飛び回っていたため、カメラマンたちは大喜びでした。

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最後に

 

今週は貴重な野鳥に出会えたため、皆さまにお伝えしました。シギ・チドリに関心の薄い方にはさほど有難い情報ではないと思いますが、参考になればと思います。

これからも野鳥記事はできるだけ続けて行きたいと思います。

ただし、初心に戻ることは忘れないようにしたいと思います。

 


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