(ユリカモメ)
今年の3月に初めて観察して以来、すっかりカワアイサ・メスの虜になりました。
先月の初旬に久しぶりの再会を果たしましたが、ほんの一瞬に過ぎなかったため、今回改めてこの冬鳥だけにフォーカスを当てて、撮影に臨みました。
酒匂川下流
カワアイサは、ユーラシア大陸中北部と北アメリカ北部で繁殖し、冬季はヨーロッパや中央アジア・朝鮮半島・中国東部などに渡り越冬します。
そして日本へも冬鳥として渡来します。
オスは全長68㎝程度の胴長で、頭部は緑色光沢のある黒色で、上面は黒く、脇や下面は白くなっていて、とてもスマートな感じがします。(冠羽なし)
一方メスは、全長60㎝程度でオスよりかなり小さいです。頭部が茶褐色で、冠羽があります。胸から下面は白色で、背から上面は灰褐色をしています。
最近よくいろんな野鳥ブログでウミアイサ・メスがアップされていますが、正直よく似ています。
ただし、カワアイサ・メスの方がひと回り大きく、首の境目がはっきりしています。目もカワアイサ・メスが黒く、ウミアイサ・メスはオレンジ色をしています。
では、なぜオスでは無くメスに魅力を感じるのか。
答えは単純です。「ぼさぼさな髪の毛のような冠羽と嘴の先端がちょこっと折れた頭部と、胴長な出で立ちが愛らしく、丸く黒い目が特に可愛い。まるでワンちゃんのような親しみを覚える」からです。
では今回撮影できた画像をご覧下さい。
最後に
以上が今回の撮影シーンです。いかがでしたか?
もう一度じっくり見つめ直すと、アニメ顔にも見えて来ます。
この冬、この川でオスたちと一緒にゆっくりと旅の疲れを癒して欲しいものです。