(ルリタテハ)
ついに野鳥観察も40回目になりました。
少しづつバードウォッチングの楽しみと奥の深さを実感しているところです。
ところで、BSプレミアムで毎週月~土の朝放映している「ニッポンの里山」と、NHK綜合で毎週日曜日の朝放映している「さわやか自然百景」は必ず見るようにしています。
というのも、殆どの回で野鳥たちが登場します。野鳥観察を始めたことで、とても身近に捉えることが出来ますし、参考になり、勉強にもなります。
先週は今までお会いしたバーダーさんからの情報を元に、3か所野鳥観察に出掛けました。
蟹ヶ谷公園
神奈川県綾瀬市に位置し、10年前に開園した比較的新しい公園で、それほど大きくはありませんが、整備された景観の良い美しい公園です。
この公園は冬場に登場するアリスイがとても有名です。
広場を過ぎ、湿世園(池)に降りると、二羽のモズが仲良く池周辺をグルグル飛び回っていました。
(オス)
(メス)
カワセミも有名で、二羽でバトルを繰り広げていました。
道路を挟んだ反対側の貯水池でオナガガモたちが元気に泳いでいました。
こども自然公園
横浜市旭区にある横浜でも最大級の面積をもつ公園で、大池という池を中心に広がり、通称「大池公園」とも呼ばれています。
「桜山」と言われる小高い丘の上ると、アオゲラが大きな鳴き声をあげて飛んで来ました。
(ヒメジャノメ)
タイワンリスがあちこちで姿を見せました。
「桜山」には桜に群がる毛虫を求めて、ツツドリがこの時期頻繁に登場するそうです。
そのため、かなりのバーダーの方がカメラを構えていました。(当日、私は確認できませんでした。)
そうしているうちと、枯れ枝に2羽、エゾビタキが着陸しました。
コサメビタキもセットで現れることが多いそうです。(当日は登場せず)
背景が枝木のない曇り空のため、空抜けした変な写真になりました。
境川遊水地公園
この公園は、境川遊水地の上部空間を都市公園として有効利用したもので、河川と公園が連携するという整備手法をとった、初めての県立都市公園です。
「鷺舞橋」から遊水地を見下ろすと、懐かしい鳴き声が聞こえて来ました。ホオジロの幼鳥が佇んでいました。
ホオジロから目線を横にずらすと、チュウサギが餌捕りに夢中でした。
チュウサギの冬羽は嘴の先が黒くなります。したがって、ダイサギと区別できます。
田んぼではダイサギが存在感を示していました。
最後に
(クマタカ?)
彼岸を過ぎて、かなり涼しくなりましたね。
地元でも鷹が空高く優雅に飛翔している姿が見られるようになりました。
秋が深まる中、自然の恵みを大切しながらバードウォッチングを続けて行きたいと思います。