GW中の野鳥撮影・第3弾です。
今回は横浜市青葉区の「寺家ふるさと村」と大田区の「東京湾野鳥公園」「大井ふ頭中央海浜公園」に出掛けました。
2か所で繁殖期の行動を確認することが出来ました。
寺家ふるさと村
昔ながらの田園風景が色濃く残っているところで、水田と雑木林が織りなす景観に恵まれた地域となっています。野鳥も多く、カメラマンの姿もよく目にします。
抱卵しているカイツブリです。
下の写真で初めて卵が3個あることが判明しました。
無事に雛が誕生すると良いですね。
一番奥の池にカワセミのメスがいました。撮影の前にはオスも一緒にいました。
この時期に開花するシャガ(アヤメ科:中国原産)です。
東京湾野鳥公園
理想的な野鳥観察施設です。「ネイチャーセンター」を中心に観察広場や多くの観察小屋があり、係員の方も親切で、いろんな事を教えて頂きました。
1週間前に渡来してきたバンです。
キンクロハジロのオス・メスです。
スズガモもいました。
- カモ科 全長:オス46㎝ メス43㎝
- 嘴は灰青色で目は黄色。オスは黒い頭で緑の光沢があります。メスは全体的に褐色で、嘴の基部に白い斑があります。
- 主に内湾などの静かな海に大群で生息しますが、少数の群れで海に近い湖沼にも分布します。
- 冬 鳥
上がオス、下がメスです。
中くらいの大きさのチュウシャクシギとも出会いました。
- シギ科 全長:42㎝
- 大きく下にそった嘴が特徴。上面は褐色で、淡色の細い羽縁と斑点があります。
- 数羽から数十羽の群れで干潟、水田、川岸等に生息します。
- 旅 鳥
動画も撮ってみました。
チュウシャクシギのそばにいたコチドリです。
チュウシャクシギの動画を撮り終えかけた時、突然目の前をコチドリが走り抜けましたので、ついでにカメラを回し続けました。すると、偶然にも交尾シーンで出くわしました。
交尾には意外に時間が掛かるんですね。交尾前のオスのステップと言うかダンスがとてもコミカルで、思わず笑ってしまいます。
大井ふ頭中央海浜公園
「東京湾野鳥公園」のすぐそばにあるため、ついでに寄って来ました。
コアジサシに出会うことができました。
- カモメ科 全長:24㎝
- 夏羽では頭が黒く、額・のど・腹が白。他の部分は薄い灰色で、嘴は黄色。
- 海岸や川の水辺に生息しています。
- 夏 鳥
ホバリングからの魚捕りは見ものですね。
最後に
現在は冬鳥と夏鳥の交代の時期で、繁殖の時期でもあり、とても興味深く勉強になります。
これからは夏鳥が活躍すると思いますので、撮影ポイント・撮影技術の研究を重ね、もっともっと野鳥のことを知っていきたいと思います。