探鳥に出掛ける時、必ず確認するブログサイトがあります。
それは、「みどりの鳥」という野鳥情報サイトです。
横浜市の緑区、青葉区、都筑区近辺で確認された野鳥の情報が随時アップされています。
私が緑区在住のためとても重宝しています。
そして、そのサイトに「キアシシギ@恩田川に再び現る」との見出し記事が5/14に掲載されていました。
「この時期にしか見ることの出来ない、恩田川ではレアな存在」とのことです。
私は恩田川に沿って探鳥することが多く、「イソシギ」はほとんど毎回確認していますが、「キアシシギ」は見たことがなく、この記事を見てとても探鳥ごごろを刺激されました。
よって、「今回は絶対キアシシギを見つけてやるぞ!」との思いで野鳥撮影に出掛けました。
<本日のルート>
谷本川と合流しているところをスタートし、奈良川と分岐しているところで折り返し。
ではスタート‼
恩田川
最初に遭遇したのは野鳥ではなく、ゴマダラチョウでした。
次に出会ったのは、恩田川ではお馴染みの全身黄褐色で、翼が黄色で美しいカワラヒワでした。
足を踏ん張っているところが、とても可愛いです。
3番目に見つけたのはヒメウラナミジャノメでした。
野に咲く、季節の美しい花たち
田んぼの畔に冬鳥なのにまだ北に渡らないツグミがいました。
ツグミのそばにツバメが羽を休めていました。
この日は7回カワセミに遭遇しました。この川が清らかなことの証ですね。
カルガモの夫婦です。残念ながら雛はいませんでした。
折り返したところでモズのメスが大きな声で囀っていました。
折り返して随分経ったところで、アオサギの若鳥とカワウそしてゴイサギのトリオと出会いました。
”やあ、はじめまして。アオサギさん”
”なんだ、あのカワウさん。突然抱擁しそうで、ビックリするなあ”
”ゴイさん、はじめまして。ここには美味しい魚いますかね?”
”知るか” ”ゴイさん、逃げないで下さいよ~”
”だから若いもんは嫌いだ”
”早く逃げようと”
もう今日は会えないかと思っていた矢先、ついにあのキアシシギと出会うことができました。本当に嬉しかったです。
- シギ科 全長:25㎝
- 上面は灰褐色で、顔から頸にかけては灰褐色の縦斑が、脇から胸にかけては横斑があります。下面は白色。足は黄色で、他のシギに比べ短めです。
- 砂浜や干潟、磯、水田に生息します。
- 旅鳥:春と秋に渡来します。
最後に
今回はもうダメかなと思っていたときの出来事で、本当にビックリで喜びも一入でした。
こんなことがあるから探鳥は止められませんね。
夏鳥が中心になってくると、葉の生い茂った木の上に居ることが多く、見つけ出すのが大変になりますが、たまに顔を出す野鳥たちとの出会いを楽しみにバードウォッチングを続けて行きたいと思います。