カワセミのまなざし

カワセミのまなざし

清流の中に濁りを見つけ出す

秋の渡りが始まった旅鳥、シギ・チドリたち ~各地水辺・干潟を覗いてみると~   野鳥撮影《第90回目》

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盛夏の間は、涼を求めて山野の野鳥のみを追いかけていましたが、いつの間にか水辺では旅鳥たちの「秋の渡り」が始まっていました。

 

旅鳥」とは……日本より北の国で繁殖し、日本より南の国で越冬するため、渡りの移動の途中に日本を通過して行く鳥。主に移動時期である春と秋に見られる。

 

今回は、夏休みを利用して3カ所を回り、シギ・チドリたちの様子を覗いてみました。

シギ・チドリには苦手意識があり、勉強も兼ねて記事をアップしましたので、良かったら最後までご覧下さい。

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地元恩田川…… ふらり散歩  ~花鳥風景・アラカルト~ "チョウゲンボウ" "ゴイサギ・ホシゴイ" "イカルチドリ"

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酷暑のため、長い間散策していなかった地元「恩田川」へ、多少陽射しが緩んだ日に運動も兼ねてウォーキングして来ました。

今回は「花鳥風景」と表題した通り、目に入って来たものを、順番に撮って行きましたので、野鳥はあまり期待しないでください。

意味の解らないところもありますが、ご容赦願います。

 

 

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"オオルリ・オス若" "アカゲラ" "コサメビタキ"ほか  ~富士山周辺の野鳥たち・その②~   野鳥撮影《第89回目》

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ムクゲ

 

前回のブログ記事でご案内した通り、今回は、久しぶりに訪問した<富士山周辺で観察した野鳥たちの後編>をアップしたいと思います。

あまり変わり映えしませんが、若鳥を中心とした撮影となっています。

良かったら最後までお付き合い下さいね。

 

 

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ちょっと前の、ちょっと"CoolなSound" <最終回>

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本シリーズもお約束通り、最終回になりました。

ジャンルを問わず、ちょっと前の、ちょっと"CoolなSound"をお届けしようと思い、第1回目はパキスタン人を父親の持つ「RUMER」の女性ボーカルを、第2回目は北欧で活躍している米国人「スティーブ・ドブロゴス」のピアノをご紹介しました。

ちょっと前の、ちょっと"CoolなSound" <第1回> - カワセミのまなざし

ちょっと前の、ちょっと"CoolなSound" <第2回> - カワセミのまなざし

 

そして最終回は、日本を代表する国際的な音楽家坂本 龍一」のセッションアルバムをご紹介したいと思います。

 

 

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"クロツグミ" "キビタキ" "ミソサザイ"ほか  ~富士山周辺の野鳥たち・その①~   野鳥撮影《第88回目》

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(ナツアカネ)

 

酷暑が続いています。さすがにこの3週間近くはバードウォッチングに行く気力が湧きませんでした。

しかしながら、野鳥の話題をアップしないとブログも盛り上がらないので、久しぶりに大好きな富士山周辺の避暑地を訪れました。

登場する野鳥たちに特に大きな変化はありませんが、2回に分けてアップしますので、よかったらご覧下さい。

 

 

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ちょっと前の、ちょっと"CoolなSound" <第2回>

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さて今回は、ぐっと趣きを変えて、「ちょっと前の、ちょっと"CoolなPiano Sound"」を紹介したいと思います。

この音楽も暑い夏の夜に、きっと、こころを涼しくしてくれると思います。

 

 

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"蓮の花"に想う……  ~その妖しい魅力を撮影してみました~

 

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(薬師池公園にて)

 

今日は日本を代表する文豪”芥川龍之介”が亡くなった日です。没後91年になります。

短編小説の傑作を生みだし、後世の文学界に強烈なインパクトを与えました。

その短編の中で誰もが一読した小説があります。ご存知の「蜘蛛の糸」です。

その文章の中で次のような箇所があります。

 

< 冒頭部分

ある日の事でございます。御釈迦様おしゃかさまは極楽の蓮池はすいけのふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いているはすの花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色きんいろずいからは、何とも云えないにおいが、絶間たえまなくあたりへあふれて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。

 

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末尾部分
 御釈迦様おしゃかさまは極楽の蓮池はすいけのふちに立って、この一部始終しじゅうをじっと見ていらっしゃいましたが、やがて※(「特のへん+廴+聿」、第3水準1-87-71)陀多かんだたが血の池の底へ石のように沈んでしまいますと、悲しそうな御顔をなさりながら、またぶらぶら御歩きになり始めました。自分ばかり地獄からぬけ出そうとする、※(「特のへん+廴+聿」、第3水準1-87-71)陀多の無慈悲な心が、そうしてその心相当な罰をうけて、元の地獄へ落ちてしまったのが、御釈迦様の御目から見ると、浅間しく思召されたのでございましょう。
 しかし極楽の蓮池の蓮は、少しもそんな事には頓着とんじゃく致しません。その玉のような白い花は、御釈迦様の御足おみあしのまわりに、ゆらゆらうてなを動かして、そのまん中にある金色のずいからは、何とも云えないい匂が、絶間たえまなくあたりへあふれて居ります。極楽ももうひるに近くなったのでございましょう。

 

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このように”蓮の花”は、極楽浄土の象徴として描かれています。

芥川龍之介でさえ、伝統的な仏教思想のシンボルとして”蓮の花”を描いていることで、改めて”蓮の花”の存在感が浮き彫りになります。
 

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蓮の花は泥水が濃ければ濃いほど、大輪の花を咲かせる」と言われます。
泥水とは人間の煩悩であったり、不運や辛苦のことであり、その苦労を乗り切った先に大輪の美しい花が咲くというのが仏教の教えです。
したがって、その妖しい魅力の向こうには、日本人の伝統的・思想的な価値観を垣間見ることが出来ます。
 

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お盆の時期を迎え、ごく自然に”蓮の花”の美しさに感動したり、日本人が受け継いできた思いを大切にしたいと、写真を見ながら改めて思い入りました。