新しい探鳥地を探して森林の中を歩いていると、30m先に半径1mくらいの水溜まりがあることに気がつきました。もしかしたらと思い、すぐさま三脚を立てカメラを構えました。
富士山周辺で見つけた水場(かな?)
正直、水場というより雨後の水溜まりに過ぎませんが、とりあえずじっと我慢です。 それから30分過ぎたでしょうか.... 期待していた通り野鳥がやって来ました。
最初に現れたのはカワラヒワ、3羽の群れで周囲を飛び回っていました。
樹々の高いところで鳴いていたキビタキ・オスも降りて来てくれました。
なかなか神々しいですね。↓
森のアイドルスター・コサメビタキも姿を見せて くれました。やはり目が可愛らしい。
おそらくキビタキ・メスだと思います。
しばらくすると、あまり聞きなじみの無い美しい囀りが聞こえて来ました。正面の木立を見ると、黄色い小鳥を発見。 モニター画面で確認すると、ノジコであることが判明しました。本当に久しぶりです。
ノジコは日本でのみ子育てをしている貴重な種だそうです。本州中部から北部の山地の林や林縁で生息・繁殖していますが、分布は局地的で観察するのは意外に難しいそうです。
しばらすると、水場に降りて来ました。
すっきりした姿を撮影することが出来ました。 ↓
最後に
3回連続でご案内した「新しい探鳥地を探すワクワク体験」はこれで終了です。やはり自分で見つけた探鳥スポットで、人目を気にせず一日のんびりと野鳥観察できることほど幸福なことは無いですね。これからもフロンティアスピリットを忘れずにバードウォッチングを続けて行きたいと思います。