前回の野鳥記事で、代表的な夏鳥であるオオルリ・クロツグミ・センダイムシクイを紹介させて頂きました。しかし、これだけでは物足りないので、今回キビタキを探しに少し遠方まで出掛けて来ました。
山中湖 大洞の水場
季節ごとに定期的に訪問するこの野鳥スポットにも、そろそろ夏鳥が飛来しているのではないかと淡い期待を持ち、現地に到着しました……。
しかし、まったく気配がありません。先に現地に居たバーダーの方も手持ち無沙汰、ため息ばかりです。たまにキセキレイが50㎝近くまで寄って来て、我々を慰めてくれました。
それから一時間程度経過した頃でしょうか、小鳥たちの混群がやって来て水場の空気がすこし和らぎました。まずはエナガたちの忙しない小枝渡りです。
水場では2羽のメジロが水浴びを始めました。
とても小さいヒガラが一羽、小枝と水場の間を幾度となく往復していました。
そしてさらに一時間程度待ったでしょうか、突然一羽のキビタキ・オスが、水場の上に突き出ている小枝にすっと登場しました。一斉にバーダー達が色めき立ちました。もちろん今年初観察です!
いろんな角度で撮影しましたので、たくさんお披露目します。
やはり目が可愛いですね。
キビタキの撮影が一段落したころ、ゴジュウカラが水場に登場してくれました。
最後に
今回も前回と同様、鳥影は極めて薄かったですが、中盤過ぎに夏鳥キビタキ・オスが登場してくれて本当に感謝です。これで主な夏鳥たちを紹介することが出来ました。これからは、コマドリやコルリ、そしてサンコウチョウなどを計画的に観察していきたいと思います。