(雨上がりの紫陽花)
本当に久しぶりに野鳥観察記事を更新します。他県移動が解除されてもなかなか気分が乗らず、しかも野鳥枯れの季節でもあり、足が遠のいていました。
しかし、これではいけないと思い、涼も兼ねて山中湖近くにある有名な水場に行ってきました。
大洞の泉
湖畔から約20分坂道を登っていくと、道路脇下に地下水が湧き出る水場があります。水場の少ない富士山周辺でここは、野鳥たちにはとても貴重な水飲み場になっています。
水場の上は樹々が覆いかぶさり、日差しのコントラストが激しく、ここではいつも撮影に苦労します。
最初に水場に登場したのは、キビタキ・メスでした。
苔の上にたたずむ姿は珍しい気がします。☟
水場からあふれ出る水が、第二の水場を生み出しています。そこに登場したのはキセキレイでした。
次に登場したのは、オオルリ・メスのようでした。(オス若?)
早速水場で水浴びですね。☟
周囲で鳴き声が聞こえていたセンダイムシクイも登場です。
そうこうしているうちに、いつの間にかミソサザイが水場に現れていました。
残念ながら、ここでは全く鳴きません。あの元気な囀りが聞きたかった。
次に登場したのはメジロです。なんだか久しぶりです。
第二の水場にはホオジロが姿を見せてくれました。
ホオジロの次に登場したのは、なんとクロツグミ・メスでした。本当に久しぶりの出会いです。コントラストが強く、全く色が出ていません。
とてもいい水加減のようですね。気持ち良さそうです。☟
ほんの少しだけコサメビタキも姿を見せてくれました。大きな目が可愛いですね。
さらに、ベレー帽を被った大好きなコガラが登場しました。
ようやくキビタキ・オスも登場です!
キビタキ・オス若も成鳥に負けないくらい元気で飛び回っていました。☟
最後にキクイタダキの水浴びシーンを見ることが出来ました。ここでは初見です。
体はぐしょぐしょですが、しっかりと菊の紋章が確認出来ました。
最後に
予想外にたくさんの野鳥たちに出会うことができ、久しぶりの満足感に浸ることが出来ました。
これから更に暑くなり、野鳥に姿もさらに少なくなり、かつコロナ問題も不透明ですので、頻繁に野鳥観察記事を更新できませんが、ほそぼそと観察は続けていきたいと思います。