(Nikon:58mm/F1.4G)
だらだらと雨が続き、気分が滅入っているこの一週間ですが、そんな中、たまたま午後の数時間だけ陽が射した時間帯があり、気になっている公園へ、勢い車を出しました。
新横浜公園
この公園にある減勢池(調整池)は、とても観察がしやすく、陽射しを浴びながらのんびりと野鳥観察が出来ます。 ときまた珍鳥や猛禽類も姿を見せてくれ、さらに冬場になると、公園出口近くでベニマシコがとても良いアングルで撮影出来ます。
今回最初に観察出来たのは、オカヨシガモ・オスでした。
オオバンは近年各地で数が増えているようですね。
オオバンの群れの中で、ひと回り小さいバンも群れに遅れないよう必死の様でした。
ハシビロガモ・オスの羽はほとんど繁殖羽になっていました。
☟私の姿に驚いて、急に飛び立ちました。
(左)オカヨシガモ・オス (中)ハシビロガモ・メス (右)ハシビロガモ・オス
しばらく観察を続けていると、なんと冬鳥ミコアイサが2羽居るところを見つけました。昨年より1カ月近く早い飛来ではないでしょうか? ビックリですね。
☟ミコアイサ・オス(エクリプス)ですね。※エクリプスとは非繁殖羽のことです。
もう一羽はミコアイサ・メスです。オスとの区別が分かりづらいですが、その次の画像を見ると、その違いが分かると思います。☟
☟左がオス(エクリプス)、右がメスです。 オスはもうしばらくすると、体の大部分が真っ白になり、眼の周囲だけが黒く、いわゆるパンダガモになります。
☟(左)メス (右)オス(エクリプス)
☟(左)オス(エクリプス) (右)メス
ミコアイサが着水した先には、冬鳥カンムリカイツブリが一羽悠然と泳いでいました。
最後に
今回は期待していなかったミコアイサと出会うことが出来ました。まさに”望外の喜び”ですね。
これから、この池ではどんな野鳥が姿を見せてくれるのでしょうか……。メジロガモ、クビワキンクロ、ベニマシコなどなど、とても楽しみです。