夏鳥と言えばオオルリやキビタキを思い浮かべますが、個人的にはコアジサシをイメージすることが多く、今年もいつもの場所に探しに行きました。
酒匂川下流
富士山の東麓と丹沢山地の西南部を源流とする酒匂川は、丹沢山地と箱根山の間を抜け、足柄平野を南下し、小田原市で相模湾に注ぎます。
この川は神奈川県では有数の探鳥地でもあり、四季を通じ様々な野鳥たちを観察することが出来ます。
この時期のアオサギは本当に美しい羽色を示してくれます。
ここで初めてイカルチドリを観察することが出来ました。
よく見ると、すぐそばで静かにタシギが食餌していました。
旅鳥のムナグロは、黒い夏羽がとても印象的ですね。
コチドリの囀りは遠くまで良く聞こえます。
やはり、夏鳥のコアジサシはすでに渡来していました。30羽以上が囀りながら上空高く、右に左に自由に素早く飛び回っていました。
今回は、ホバリングしながら獲物を探し、川面に飛び込み、獲物を捕らえ飛び去る一連のシーンを、さまざまなショットを切り取り、貼り付けて作って見ました。
②狙いを定め
③急転直下
④獲物を捕らえ上空へ(あくまでもイメージ)
⑤獲物を咥え、中洲へ
最後に
コアジサシのスタイリッシュな姿には、いつも初夏のイメージが重なります。
絶滅危惧種であるコアジサシは、これからここでコロニーを作り、集団繁殖して雛が孵るため、大切に保全していきたいですね。