今回は山野の夏鳥ではなく、約1カ月ぶりに海岸干潟を観察した時の記録です。さまざまな野鳥ブログにアップされている情報で新鮮味はありませんので、良かったら参考までにご覧下さい。4月13日のことです。
ふなばし三番瀬海浜公園
今回訪問の主目的は旅鳥のホウロクシギを観察することです。成果はいかに……。
葦原にはまだ 冬羽のオオジュリン(関東では冬鳥)が居ました。
冬鳥のユリカモメは頭が黒頭巾を被ったような夏羽になり、北帰行寸前のようですね。
旅鳥のダイゼンも少しづつ黒味を付けて、夏羽に変化していくのでしょうね。
冬羽のオオソリハシシギ(旅鳥)が一羽、 波打ち際で食餌していました。準絶滅危惧種だそうです。
干潟の西側奥で多くのバーダーが同じ方向にカメラを向けていました。慌ててその場に駆け寄ると、いましたホウロクシギです。今回二羽で仲良く食餌していました。 目的達成でひと安心……。
体長は60㎝ほどで、ダイシャクシギと並び最大級の大きさです。2015年に絶滅危惧種に指定されました。
ダイシャクシギと似ていますが、大きな違いは、ダイシャクシギは腹と翼下面が白いのに対し、ホウロクシギは腹が淡い褐色で、翼下面は斑紋があります。
最後に
これから夏羽のシギ・チドリたちが、華やかな色合いで海岸沿いを彩ってくれることを想像すると、それだけで胸躍りますね。