今週は関東に秋雨前線が停滞して、陽ざしを感じる時間がとても短く、湿った心持ちのまま過ごしました。
そんな中、新しいレンズ(AF-S NIKKOR200-500mm)を買うために川崎のヨドバシカメラに行きました。
たまたま、その時は雨が上がっていましたので、近くの「多摩川六郷橋緑地」に寄って来ました。
また、メジロガモを確認するため再び「新横浜公園」に寄り、地元にもノビタキが出没するとのことで「恩田川」も観察してきました。
多摩川六郷橋緑地
雨のせいか干潟は確認できませんでしたが、護岸にセイタカシギの群れが休んでいたため、いつもより近くで観察できました。
つぶらな瞳がとても可愛いセイタカシギの幼鳥です。
メスの成鳥です。
シンメトリーな佇まい。
オスの成鳥です。脚が長くて羨ましいですね。
新横浜公園
ここの人工池にも様々な種類の鴨たちが姿を見せ始めています。
マガモ・オスのエクリプスです。早く美しい姿が見たいですね。
オオバンのペアはとても楽しそうですね。
この時期のハシビロガモもエクリプスのため、雌雄が区別しずらいですが、虹彩が褐色ためメスと判断できます。(オスは黄色)
ホシハジロを今秋初めて確認することができました。
(オス)
(メス)
キンクロハジロのメス2羽とヒドリガモのメス1羽です。
今日も大勢のバーダー達が集まっていました。
もちろん、メジロガモをカメラに収めるためです。
メジロガモは
- 全長38-42㎝、オスは頭部から胸部にかけての羽衣が濃い赤褐色で、のどに白斑があり、名前の通り目が白いことが大きな特徴です。
- 迷鳥・珍鳥と言われ、日本国内で見られることが極めて少なく、情報が入ると何百キロも掛けて観察に来るバーダーがいるそうです。
この日もまだ滞留していたため、近くで観察することができました。
(画面前面)
ホシハジロを中心に他の鴨たちと仲良く食事をしていました。
日本では「アカハジロ」との交配種が増えているそうですが、今回のメジロガモは純粋種らしいとの評判です。
バーダーの方々がメジロガモの撮影に夢中になっているとき、上空低くハトくらいの大きさの鳥が目の前を横切ったので、その方向を追っていくと
何とチョウゲンボウのオスが、照明塔の上に着地しました。
人工池をのぞき込み、餌を探していました。
それでも、皆さんはメジロガモに夢中で、チョウゲンボウは注目されず、心なしか残念そうな表情に映りました。
恩田川
先日より、「みどりの鳥」他いくつかのブログで、地元恩田川でもノビタキが確認出来たとの記事があり、田んぼを中心に観察してみました。
目星をつけていた場所に寄ると、スズメたちのそばにノビタキが、ちゃんといました。
夏羽から冬羽へ移行中のオスです。
第1回冬羽のメスです。しっかり脚を踏ん張っている様子が可愛いですね。
オス・メス揃い踏みです。
同じ田んぼ近くにモズのオスがしっかり存在感を示していました。
久しぶりに気迫を感じるアオサギに出会いました。
キセキレイは何度見ても美しいですね。
最後に
今週は天気も悪く、野鳥との出会いも期待していませんでしたが、予想外に多くの鳥達と出会うことができ、とても嬉しく思いました。
来週は台風一過の秋晴れを期待して、バードウォッチングを続けて行きたいと思います。