(山中湖)
前回お知らせした通り、今回は避暑の兼ねて訪れた<山中湖・別荘地内の水場>の様子をアップします。この季節は幼鳥や若鳥たちの活動がとても多く観察されます。
大洞の泉
前回訪問してから約一カ月が経ち、オオルリを中心とした幼鳥・若鳥の様子がとても気になりました。到着すると、現地は相変わらず樹々の葉に被われ、とても暗く輝度差が大きく、撮影にはかなり苦労しました。こんな状況ではやはり、カメラの性能が試されますね。
最初に登場したのはクロツグミ・メス若でした。やはり暗いですね。(水場左奥)
水浴び後、気持ち良さそうですね。
クロツグミのすぐ傍では、コガラが飛び回っていました。でも暗い。
しばらくすると、とても可愛いヤマガラの幼鳥が姿を見せてくれました。
この表情には癒されますね! ☟
水場すぐ上の小枝にオオルリ・メスが登場です。
別個体のオオルリ・メスです。☟
そうしているうちにオオルリ・オス若が水場についに登場!
オオルリ・オス幼鳥も揃い踏みです。
しばらくすると、オオルリの親子が仲良く登場し、水浴びです。
水場の左奥にアカゲラが瞬間登場し、シャッターを切りましたが、残念ながら証拠写真になってしまいました。
樹々の小枝をエナガの幼鳥が飛び回っていました。
【コーヒーブレイク】
富士山周辺で見つけた蝶たち。
野鳥を待っていたら、目の前に現れた見たことのない美しい蝶。帰宅後調べたところ、スミナガシと判明。
翅の図柄が複雑でしかも色合いも渋く美しく、スミナガシ(墨流)という名称もいい響きですね。
草原で見つけたジャノメチョウ。地元でよく見かけるヒメウラナミジャノメより一回り大きく、ゆっくりとおなじテンポで翅を開く様子が印象的でした。
再び大洞の泉の様子です。 とても小さいヒガラの若鳥は元気でしたよ。
メジロの若鳥は終日、元気な囀りを聞かせてくれました。
終盤になると、キビタキ・メスが姿を見せてくれました。
キビタキの幼鳥も、数多く見受けられました。
水場を、突然、幼鳥を含めたキビタキ群団が占拠しました!
キビタキ・オス若もすこしだけ姿を確認することが出来ました。
当日最後にはキビタキとともにセンダイムシクイの若鳥も登場してくれました。
最後に
今回はたくさんの若鳥や幼鳥を観察することが出来ました。この鳥たちは来年には美しい成鳥に姿を変えて、再び私たちバーダーのもとに姿を披露してくれるといいですね。その時を心待ちして、これからもバードウォッチングを地味に続けて行きます。