今回も夏鳥を中心に紹介させて頂きます。
五月下旬の初夏を感じさせる晴天の日、青空がとてもピッタリの夏鳥コアジサシを撮影するために出掛けました。
県南西部の河川敷
ここはコアジサシの繁殖地として知られており、地元自治体を中心に長年保護活動が続けられています。今回は他の野鳥達も含め、極力飛翔シーンを捉えることに注力しました。
最初に目に入ってきたのは、この時期羽色が美しいアオサギでした。
川に沿って低空飛行、背景がいくつものレイヤーになっている様に感じました。
川沿いを歩いていると、いつもの雰囲気と違うヒバリの姿が……
さらにゴツゴツとした岩場を歩いていると、カワセミが……。
対岸では数多くの夏鳥 コチドリが、相手探しで独特の鳴き声を上げて飛び回っていました。
車中でお昼ご飯を食べていたところ、すぐそばのポールに美しいイソヒヨドリ・オスが着地。
食事後、さらに河口付近へ向かっていると、今季初見の旅鳥アオアシシギを発見!
なんだかとても清涼感がありますね。
緑を背景に、エレガントなダイサギです。
身近な夏鳥ツバメの飛翔シーンを撮影するのは至難の業。ほとんど没の画像データの中から1枚。
撮影も終盤になって、やっとお目当ての夏鳥コアジサシと一年振りの再会を果たしました。
終わりに
やはりコアジサシは青空が似合いますね。これから、オスはメスに小魚を与えながら気を惹きペアリングを図り、しばらくすると可愛い雛の誕生するのでしょうね。楽しみです。