カワセミのまなざし

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野鳥とクラシックギターへの強い想い

再び地元で珍しい野鳥と遭遇.....  "アカエリヒレアシシギ(夏羽)"   野鳥撮影《第218回目》

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(シラン)

運動不足解消のため、恩田川沿いをウォーキングを続けていますが、この時期は田植え準備のため「田んぼの掘り起こしと水張り」があり、田んぼは絶好の野鳥観察スポットに変わります。

先日は二羽のアマサギを発見しましたが、今回はこの地域ではさらに珍しいアカエリヒレアシシギ(夏羽)を見つけることが出来ました。

 

 「恩田川沿いの田園地帯」

先日に引き続き田んぼを丁寧に観察していると、ある田んぼにとても小さくスリムなシギらしき姿一羽確認しました。望遠レンズを通してその正体を確認すると、何とアカエリヒレアシシギ(夏羽)ではありませんか。ちょっと興奮気味で撮影を始めました。 

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当日はかなりの曇天で 、魅力的な姿を引き立てるように撮影することは出来ませんでした。

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 アカエリヒレアシシギとは……

全長19cm。翼を広げると37cmにもなります。長距離旅行者のため翼が長い鳥です。夏羽では首が赤色になるので赤襟鰭足鷸(アカエリヒレアシシギ)です。冬羽は背側が灰色。

くちばしは細く長めで、水面や浅瀬のプランクトンを摘まんで食べています。水面をくるくる回りながら頻繁についばむ姿がよく見られます。体は水面に軽々と浮いています。

日本では春秋に通過する旅鳥で、主に海洋上に生活しており、渡りのときには大群になります。時々海岸近くの池沼で見られることもあります。

北極海沿岸など北方のツンドラ地帯で繁殖しますが、抱卵、雛の養育はオスが受け持つ珍しい種類。そのため派手な色彩をしていて体が大きいのはメスなのです。(サントリーの愛鳥活動のHPより) 

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この個体は夏羽に換羽中のメスと思われます。 

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最後に

観察スポットが海上か海岸近くの湖沼なので、まさか内陸部のこんなところで観察できるとはビックリでした。

田植え準備中の田んぼは絶好の野鳥観察スポット>なのですね。来年からはこの時期のこのスポットを楽しみにしておきたいと思います。

 

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