少し珍しい野鳥がいるとのことで、先日久しぶりに「水元公園」に行ってきました。
水元公園
この公園は都内有数のバードサンクチュアリであり、一年を通じ様々な野鳥を観察することが出来ます。当日は天気は良いものの、風が強く野鳥たちの活動は少なく、ちょっ寂しい感じでした。
事前の情報に基づき、中央広場に直行したところ、その奥で7名のバーダーの方々がシャッターを切っていました。
そのため、すぐにハチジョウツグミを見つけることが出来ました。
ハチジョウツグミは冬鳥として少数が飛来します。和名の由来は「八丈島で捕獲された」ことに由来しているそうです。下面(脇や胸)がレンガ色をしているところが特徴です。
☟ふつうのツグミです。違いがわかるでしょうか?
広場にはタヒバリもたくさんいました。
広場を後にして森に入ると、セグロセキレイの歓迎を受けました。
森の中央付近に進むと、常連のアカゲラを間近で観察することが出来ました。
キクイタダキも数羽登場しましたが、あっという間に姿を消したため、撮影は出来ませんでした。
☟森をさらに進むと、木陰にアオジを発見。かなり近寄っても逃げません。
森を抜け小合溜付近を歩いていると、ヒドリガモ集団に遭遇しました。
キンクロハジロもかなりの群れで羽休め中。☟オス
同じく、ホシハジロの群れもキンクロハジロの傍でお休み中でした。☟オス
更に小合溜を進むと、橋の近くでカンムリカイツブリを発見。
公園の端までたどり着くと、カイツブリが1羽。
公園出口付近では、カワセミの撮影に夢中のバーダーの方がいました。
最後に
目的のハチジョウツグミに出会うことが出来ましたが、野鳥たちの数はそれほど多くは無く、ちょっと残念でした。
しかし、広々とした水上公園をゆっくりと散策することは気分にいいものですね。