いよいよ『夏鳥を探しに』シリーズも終盤に近づき、第五回目となりました。
前回予告しました通り、今回はコルリ以上に目に触れることが少ない夏鳥をふくめ、多くの野鳥画像をアップしたいと思います。
河口湖フィールドセンター
この季節は、かなりの種類の野鳥たちを観察できるので、いつもワクワクします。
誰にでも愛される愛嬌たっぷりの、留鳥ヤマガラも登場してくれました。
しばらくすると、水場の右奥から夏鳥の主役級であるクロツグミ・オスも姿を見せてくれました。 迫力がありますね!
その後もちょくちょくと顔を出してくれましたので、バーダー達は大満足でした。
女性ファンの多い、留鳥エナガも少しの時間、目を楽しませてくれました。
夏鳥コサメビタキ(若鳥)はクリクリッと目が大きくファンも多いようです。
個人的にとても大好きな、留鳥コガラもベレー帽を被って登場です。
いつもは木の高い所で、せわしくなく動きまわっている留鳥コゲラが、珍しく水場に降りて来て、水浴びしていました。
野鳥観察も終わりにしようと思った時、水場に懐かしい野鳥が現れてくれました。夏鳥ノジコ・オスです。 1年振りの再会です!
ホオジロ科に属するこの野鳥は、アオジに似た姿をしていますが、頭から顔、胸まで黄色く、眼の回りにメジロの様な白いリングが特徴です。
ノジコは日本列島限定、それも本州中央部のみで繁殖している珍しい野鳥です。生息している場所も局所的なので、なかなか出会う機会の少ない貴重な野鳥と言えます。
最後に
いかがだったでしょうか?
GWを挟んだ前後1~2週間が夏鳥観察に最も適しています。
もうその時期を過ぎましたので、来年もこのチャンスを逃さないようにしたいと思います。
ただし、夏鳥を探しいく事は今でも継続しています。今後もいろんな夏鳥をご紹介出来ればと思うのですが……。