カワセミのまなざし

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野鳥とクラシックギターへの強い想い

水辺の野鳥を求めて…… "オオソリハシシギ" "キョウジョシギ" "コアジサシ" ほか  野鳥撮影《第148回目》

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オオヨシキリ

 

今回は、撮影場所を山野から水辺に変え、春の渡りで賑わう干潟にスポットを当ててみました。すると、美しい夏羽の旅鳥たちと出会うことが出来ました……。

 

 多摩川河口付近

 

春の渡りの時期によく見られるチュウシャクシギが1羽闊歩していました。 

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ここではタシギを、意外に多く観察することが出来ます。 

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三番瀬海浜公園

 

水辺の野鳥たちを観察するにはここが一番ですね。

この時期は、チュウシャクシギと並びキアシシギが数多く見受けられました。 

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アイドル的存在のコチドリを、ちょっとした晴れ間に印象的に撮影出来ました。

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キョウジョシギ・オス(夏羽)も京女のごとく、美しい出で立ちでした。 

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 ☟ 左:メス 右:オス

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今回の撮影で最も注目したシギが☟のオオソリハシシギでした。 

まず撮影したのが、オオソリハシシギ・メス(夏羽)でした。とても優雅ですね。

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キョウジョシギと駆けっこしているような……。 

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☟ 駆けっこの勢いで飛翔です! 

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今回一番観たかったオオソリハシシギ・オス(夏羽)です。この美しい赤褐色の装束を纏った姿には、ドキッとしますね。 

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☟ 飛翔シーンも印象的ですね。  

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そんなシギ・チドリたちを高みの見物……飾り羽のあるダイサギです。 

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ハマシギ(夏羽)は、腹が黒く、顔から胸にかけて白く、細い縦斑が印象的ですね。

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コアジサシも撮影途中から姿を見せてくれました。 

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ダイゼン(夏羽)はモノトーンでシックですね。

なお、画像データをパソコンで確認したところ、☟の画像の右隅に写っているのは、足環をつけたオバシギでした。もっと注意して観察すれば、美しい姿を撮影できたと思います。残念でした……。

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最後に

水辺の旅鳥たちは、美しい姿で存分にバーダーたちを魅了してくれます。

シギ・チドリたちは、判別が難しく勉強中ですが、最近買った「シギ・チドリ類ハンドブック」(氏原巨雄・道昭氏著)がとても役に立ちます。

秋の渡りまでの間に、少しでもその生態を学んでおきたいものです。

 

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