(東急こどもの国線とさくら)
今季はどうしたものか、どこを探してもウソとの出会いが無く、ストレスが溜まっていました。
そんな時、ある野鳥ブロクで「埼玉県民の森」でウソと遭遇した記事を見つけました。
自宅からそこまで車で約3時間もかかり、出会える確証も無かったのですが、「北帰行前に、もしかしたら、あの"オオマシコ"にも再会できるかもしれない」との僅かな期待もあり、行くことを決心しました。3月末日のことです。
埼玉県民の森
まず、昨年オオマシコと出会った東屋に立ち寄ると、既に5人のバーダーの方がカメラをセットしていました。
しばらくすると、アトリ・オスが登場しました。
その後は全く野鳥たちは姿を見せてくれなかったため、野鳥ブロクの情報に従いアカウソの現れた管理事務所の方へ向かいました。
歩いて約10分程度で到着すると、管理事務所の近くに置いてある切り株にコガラが登場しました。
いつ観ても可愛い小鳥ですね。
ヤマガラも頻繁に姿を見せてくれました。
管理事務所周辺の樹々を探索しましたが、ウソの姿を発見することは出来ず、裏手の遊歩道を散策することにしました。すると、チィチィとの鳴き声が聞こえ、程なくホオジロ・オスが姿を現しました。
遊歩道を往復し、管理事務所前に戻ってくるとカシラダカが 顔を見せてくれました。
やはりウソは無理かなと思ってため息をついていると、切り株のそばにスーッと小鳥が登場しました。よく観ると、何と、あまり期待していなかったオオマシコ・オスの成鳥ではありませんか! やぁ~本当にビックリです。でも遠くまで来て本当によかったなと溜飲を下げました。
最後に
管理事務所の野鳥保護担当の方にお聞きしたところ、当日は、朝ウソの飛んで行く姿を遠くに確認してから姿を見せていないとのことでした。
また、オオマシコはここに1羽姿を見せただけで、東屋には登場しなかったようです。
このオオマシコは北帰行の最終便近くと思われるため、本当にラッキーでした。
ウソはその後、神奈川で確認することが出来ましたので、次回お披露目したいと思います。