カワセミのまなざし

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野鳥とクラシックギターへの強い想い

秋の渡りが始まった旅鳥、シギ・チドリたち ~各地水辺・干潟を覗いてみると~   野鳥撮影《第90回目》

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盛夏の間は、涼を求めて山野の野鳥のみを追いかけていましたが、いつの間にか水辺では旅鳥たちの「秋の渡り」が始まっていました。

 

旅鳥」とは……日本より北の国で繁殖し、日本より南の国で越冬するため、渡りの移動の途中に日本を通過して行く鳥。主に移動時期である春と秋に見られる。

 

今回は、夏休みを利用して3カ所を回り、シギ・チドリたちの様子を覗いてみました。

シギ・チドリには苦手意識があり、勉強も兼ねて記事をアップしましたので、良かったら最後までご覧下さい。

  

<今回撮影したスポット>

 

今回はスポット別では無く、野鳥の種類別に掲載したいと思います。

 

シギたち

 <セイタカシギ:TK

  • 全長は約37㎝ 
  • 足が極端に長くピンク色 
  • すらっとしたスタイルで、他のシギと一線を画す美しさの持ち主

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 <アオアシシギ:TM

  • 全長は約32-35㎝
  • 細身でスマートな体形、足は緑青色や黄色を帯びている

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 <キアシシギ:KS

  • 全長は約25㎝
  • 脇から胸にかけて横斑があり、足は黄色で短め

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 <ソリハシシギ:KS

  • 全長は約22-25㎝
  • 体に対し長く、上に反った嘴を持つ

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 <キョウジョシギ 夏羽:KS

  • 体長は約24㎝
  • 足は橙色で腹が白く、背中は茶色と黒のまだら模様
  • よく目立つまだら模様を、京都の女性の着物に例えて、和名は「京女鷸

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チドリたち

 <メダイチドリ:TM

  • 全長は約19㎝  
  • 嘴は太めで短い。繁殖期には、前胸がはなやかなオレンジ色になる

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 <コチドリ 幼鳥:KS

  • 全長は約16㎝ 
  • 日本のチドリ類では最小の種
  • 成鳥は太い黄色のアイリングが特徴的(夏鳥

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 <シロチドリ 幼鳥:KS

  • 全長は10-17㎝ 
  • 成鳥は上面は灰褐色、下面は白い羽毛で覆われる。(夏鳥
  • 幼鳥は上面の羽毛の外縁が淡褐色

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 <ムナグロ 夏羽:TM

  • 全長は約24㎝  
  • 顔から下腹部にかけて真っ黒で、頭から背中全体に黄褐色と黒斑がまだら模様を構成している。

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 <ダイゼン 夏羽:KS

  • 全長は約29㎝ 
  • 全体的に灰色系の色彩で、夏羽は黒味を増し、顔から腹は黒色になる
  • ムナグロとの違い
  1.  上面に黄色味が無い
  2.  後指がある(ムナグロには無い)

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番外編

 

飛翔シーンで一瞬猛禽類かなと思いましたが、調べるとウミネコの幼鳥でした。(KS)

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 ダイサギコサギの共演(KS)

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 ウグイスの若鳥(KS)

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 カワセミ・メスです……でも近すぎでした(ノートリミング)

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最後に

 

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シギ・チドリは種類が多く、かつ特徴が似ている鳥も多く、もっと勉強しないと区別がつかないと実感しました。

これからも少しづつ確実に覚えて行きたいと思います。

最後に、次回はまた山野の野鳥たちの記事をアップしたいと思います。新たな感動がありました。

では、乞うご期待!

 


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