カワセミのまなざし

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野鳥とクラシックギターへの強い想い

"オオマシコ" "コガラ" "ヤマガラ" ~埼玉県県民の森~ 野鳥撮影《第68回目》

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今回は自分の決め事に反し、遠出してしまいました。

なぜか……

どうしても会いたい野鳥が突然現れました。

今探さないと遠く北の方へ旅立ってしまいます。

オオマシコ…その美しさに魅了されて、埼玉の秩父まで車を飛ばしました。

東名高速」⇒「圏央道」⇒高麗川沿いに国道を通り、約3時間かかりました。

本当に遠かったですね。フゥー(*_*)

でも行った甲斐がありました。良かった!(^^)!

 

 

 埼玉県県民の森

 

秩父郡横瀬町にある広大な自然公園で、その広さは東京ドームの14倍もあります。

標高960mの奥武蔵丸山の北側にあり、3月でも雪が残る場所があります。

国内では数少ないオオマシコの飛来地として有名です。

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 ↑園内に入ると、程なく観察スポットの「東屋」があり、既に6名のバーダーの方がカメラを構えていました。

 

最初に登場したのは、私の大好きなヤマガラでした。(白トビしていますが)

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次に登場したのは、とても再会したかったコガラでした。

つぶらな眼差しが、とても愛くるしいです。

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頸を傾げた 仁王立ちのポーズが可愛いですね。

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そして、待つこと約30分ついにターゲットの登場です。

オオマシコはシベリヤ中央部から東部の亜寒帯で繁殖し、日本にもわずかですが越冬するためにやって来ます。

越冬地は1,000mを超える高地が多く、観察できる機会は大変少ないようです。

アトリ科マシコ属で、ベニマシコと同種ですが、ひと回り大きいです。

最大の魅力は、(オスですが)全身が独自の紅色を帯びていることで、ベニマシコとは一線を画しています

成鳥オスの全身の紅色が、多くのバーダーを惹きつけて止みません。

 

最初に登場したのはメスでした。オスに比べると地味ですね。

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次に登場したのはオス若のようですね。(頭部が多少白くなっているので、おそらく)

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そしてついに、本命オオマシコ・オスの登場です。

これほど美しい紅色の小鳥を見たことがありません。

本当に出会うことが出来て幸せでした。

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最後に

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かなりの遠征でしたが、決断してよかったと思います。

おそらくこのブログを書いている頃には、シベリヤへ旅立っているような気がします。

最近は野鳥の姿は稀になって来ました。

それでも、夏鳥を待ちつつバードウォッチングを続けて行きたいと思います。

 


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