昨日からお盆休みなので、バードウォッチングをとても楽しみにしていましたが、あいにくの雨模様で、一気に気分が落ち込みかけていました。
しかし、家にじっとしていられず、雨の中、車を飛ばし、思い切って野鳥観察に出掛けました。
そして目的地は、雨の中でも撮影がしやすい「観察窓」や「観察舎」がたくさんある『葛西海浜公園・鳥類園』にしました。
葛西海浜公園・鳥類園
下写真の通り、上の池(淡水池)と下の池(汽水池・・・淡水と海水が混ざった池)で構成されており、それぞれの池で違った水鳥が観察できます。
キアシシギを最も多く観察出来ました。
全長は約25㎝の旅鳥(春と秋渡って来ます)で、その名前通り、足が黄色いことが特徴です。とても馴染みのあるシギですね。
大と中で判別の難しいシラサギですが、この写真のサギはダイサギです。理由は…
嘴の付け根から目の下に伸びる線が
したがって、下の写真のサギはダイサギになります。
ソリハシシギも比較的多く見つけることが出来ました。
全長は約22-25㎝の旅鳥(秋の方が多く渡って来ます)で、その名前通り、上に反った嘴が特徴です。
2羽のキアシシギに挟まれて、つらそうですね。
『ウォッチングセンター』の2階に行くと、最近確認されている野鳥の種類・数が判ります。たくさんの種類にビックリですね。
淡水池でアオアシシギを確認することができました。
全長は約32-35㎝の旅鳥(全国的に渡って来ます)で、その名前通り、緑青色の足(黄色みを帯びているものもいます)が特徴です。
観察舎から外を覗いていると、突然、白っぽく小さ目でスマートなコアオアシシギが着水しました。
すると、先に餌を食べていたキアシシギに追いかけ回されました。
全長は約24㎝の旅鳥(数は少ない)で、その名前と違い、黄緑色の長い足で、嘴は細いです。
キアシシギの群れの中に、毛色の違ったシギが居ました。ウズラシギと言うそうです。
葛西海浜公園・鳥類園では3年ぶりの渡りだそうです。
全長は約20㎝の旅鳥で、頭頂部が茶色であることが特徴で、ウズラくらいの大きさのため、ウズラシギと名付けられたそうです。
最後に
雨にも負けず、野鳥撮影に行った甲斐があり、珍しいシギに出会うことが出来ました。
今週は雨模様がずっと続くそうですが、隙あらばバードウォッチングに出掛けて行きたいと思います。