暑さは相変わらずなので、運動を兼ねた地元散策は止め、今週は車を使い、「水辺の鳥」と「山野の鳥」をそれぞれのスポットで探しました。
ふなばし三番瀬海浜公園
三番瀬は東京湾の最奥部に広がる約1,800㏊の干潟・浅海域です。この海浜公園の前面に広がる干潟は人工的に作られたものですが、東京湾の豊かな恵みを観ることが出来ます。
冬羽のダイゼンです。
全長29-29.5㎝、チドリ科の渡り鳥です。夏羽は顔から下面は黒い羽毛で覆われるため、様変わりしています。
ススガモが1羽佇んでいました。
冬鳥のはずですが、どうしたのでしょうか?
葛西臨海公園と葛西海浜公園
- 葛西臨海公園は「水族園ゾーン」「鳥類園ゾーン」「芝生広場ゾーン」等から成る広大な公園です。
- 葛西海浜公園は、2つの人工干潟「西なぎさ(15㏊)」と「東なぎさ(10㏊)」とその水域、約411㏊からなる海浜公園です。
鳥類園ゾーン
<上の池(淡水)>
ダイサギがコサギと群れをなしていました。
カイツブリが盛んに鳴いていました。
カワセミは、考え事をしているのか、しばらく動きませんでした。
<下の池(汽水)>
カメラマンのカメラの先を追うと、コムクドリ(オス)が木の実をついばんでいました。
体長19㎝、ムクドリ科の夏鳥です。オスは頬から耳羽後方にかけて目立つ茶色の斑がありますが、メスにはありません。
外見のせいか、何だか不思議な印象を受けます。
クイナ科のバン(成鳥)です。繁殖期のため、くちばしの根元が赤くなっています。
コチドリはどこでも人気者ですね。
アオアシシギの親子が食事をしていました。
全長32-35㎝ 旅鳥として春と秋の渡りに全国的に渡来します。
(親鳥)
(若鳥)
キアシシギが1羽、あちこちと餌捕りで歩き回っていました。
全長約25㎝ 旅鳥として春と秋の渡りに全国的に渡来します。
イソシギが岩場のそばで餌捕りしていました。
西なぎさ
引き潮で生じた干潟に30羽程度のコアジサシの群れがいました。
1羽だけ、ポツンと離れて物思いに耽っていました。
リーダーグループですね。(おそらく)
雛鳥でも、面構えだけは一人前ですね。
ランディングシーンです。
少し大きめで、お腹が黒っぽいクロハラアジサシが群れに加わりました。
札 掛
久しぶりに林道を散策しました。やはり平地より涼しいですね。
林道から沢を覗くと、カワガラスが水中で餌捕りをしていました。
樹々を飛び回る小鳥がいるのに気付き見上げると、ここにも仲のとても良いメジロのペアがいました。
弘法山公園
札掛に行った帰りには、必ず寄るバードサンクチュアリです。
私の大好きなヤマガラが愛嬌を振る舞ってくれました。
反省のポーズが可愛い。
若鳥もキュートですね。
シジュウカラの若鳥もご挨拶です。
成鳥は、暑いため水浴びで満足そうです。
メジロの登場回数が最も多いですね。
写真(下)の佇まいが大好きです。
エナガの群れも途中から登場です。プリティバードですね。
ヒヨドリの若鳥が威張っていました。
キビタキ(メス)の若鳥も元気です。
最後に
今週は水辺と山野とバランスよく、バードウォッチングすることができました。
今回で野鳥撮影(観察)の記事がついに30回となりました。
これからも頑張って野鳥に関する情報発信を続けて行きたいと思います。
でも8月は回数は減ると思いますので、あらかじめご容赦願います。