今週は地元を離れ、予てより行きたかった河口湖へ避暑も兼ねて向かいました。
また、町田や逗子にも足を運びました。
それにしても猛暑で、探鳥には最悪の時期になりましたね。
町田市の鄙びた小さな公園
ここにツミの親子がいるとの情報があり、早速出掛けてみました。
着くと数多くのバーダーの方がカメラを構えていましたので、すぐ見つけることが出来ました。
小さな公園には三羽のツミの雛鳥と親鳥(メス)が別々の樹で寛いでいました。
枝の上下で二羽の雛鳥が昼寝に近い状況でした。
ツミは日本最小のタカです。オスは26㎝、メスは30㎝でメスはキジバト大です。最近は社寺林・雑木林・公園・街路樹など比較的人の生活に近い環境で巣をつくることが多くなっています。スズメなどの小鳥類を餌にしているため、手っ取り早く手に入る環境に馴染んできたようですね。
かなりの暑さの中、地面に降りて腹這いになった親鳥(メス)。何かの習性でしょうか?
河口湖フィールドセンター
ここは溶岩流上にできた自然林の中で、「ガイドウォーク」や「クラフト」、「ディキャンプ」などの自然体験ができます。当日も都内から小学生が体験学習で訪れていました。
それともう一つの目玉がバードウォッチングです。
受付でどちらの目的かを確認され、バードウォッチングと答えると登録料200円と入館料200円を支払い、担当の方が丁寧な利用案内をしてくれます。
入館して2~3分で小さな池(湧き水)が現れます。溶岩層で出来たこの地域では、野鳥の貴重な水場で、多くの鳥たちが集まります。
ただし、小鳥が集まるのは下の写真の池の奥のヘリのため、日差しの関係で真っ暗なスポットになり、撮影はかなり難しいものになりました。
最初に現れたのは、アオジに似たノジコでした。ホオジロ科に属し、ホオジロの囀りに似ています。
私のカメラでは性能上暗いところで上手く取れず参考程度になりました。
次に現れたのは、オオルリ(オス)の若鳥でした。
暗い所にじっとしていたので、この写真も参考程度になってしまいました。
その次に現れたはホオジロの若鳥でした。
数多くのヒガラが周囲を飛び回っていました。とても小さく可愛いですね。
シジュウカラの若鳥も水場に降りて来ました。(参考程度)
コゲラ君も近くの木でドラミングしていました。
アカゲラも確認しましたが、撮影は失敗しました。
ゴジュウカラもその雄姿を現しました。素敵なフォルムですね。
オオルリ(メス)の若鳥も登場しました。
突然、ヤマカガシが現れました。毒蛇のようです。その時は小鳥たちはおらず、一安心でした。
帰り際、出口付近の林からキビタキ(オス)の囀りが聞こえて来ました。
囀り4連発です。
センター内のホワイトボードに書かれた7月以降現れた野鳥の一覧です。次回はクロツグミを観たいですね。
このセンターのバードウォッチングはおすすめです。気温は25度以下で、絶えずいろんな野鳥と出会うことが出来て、何時間いても飽きません。是非皆さんも行って下さい。
森戸川源流
逗子にあるこの地は、素晴らしい深山幽谷で、三浦半島随一の秘境です。
夏でも日陰が多く風の通りも良いので、とても涼しいです。蚊もヒルもいない為、散策には最高の環境ですね。
当日はサンコウチョウとオオルリを探しました。サンコウチョウは2度出会いましたが、撮影には失敗しました。バーダーの方によりますと、最低でも4ツガイいるそうです。また訪問したいと思います。
出口近くでオオルリ(オス)の幼鳥を発見しました。
恩田川
昨日、夕方5時半ころ自宅の窓から見慣れない鳥が飛んでいるのを発見しました。慌てて川を覗くと、いまいした。
ゴイサギの若鳥のホシゴイでした。
背中の白い斑点が星に似ているため、その名が付いたようです。
途中からアオサギが降りて来て、ホシゴイ君を攻撃したため羽根が傷ついてしまいました。
(参考)ゴイサギの姿
ホシゴイ撮影後、自宅に戻りかけたところ、近くの飼い猫を見つけました。
おばあちゃんが1年半前に飼い始めたオス猫でココちゃんと言います。とても利口で飼い主想いのネコです。
最後に
今週は猛暑を避け、遠出しました。
今後は海の鳥たちにも会いに行きたいと思います。