◎今週末は、まず地元「恩田川」と「鶴見川」に探鳥に出掛けました。
あまり”鳥果”(=私の作った造語)も無く、Uターンして自宅を目指していたとき、とても嬉しいことがありました。
初めて青い鳥に出会うことができました。
◎翌日は妻と一緒に野鳥観察の出来る公園に出掛けました。
二俣川にある「こども自然公園」と戸塚にある「舞岡公園」です。
新緑の薫る園内をゆっくりと散策することで心身ともに癒され、健康にも良く、新しい野鳥との出会いもあり、とても満足でした。
恩田川
グラフィカルなポーズが決まっているコガモのオスです。
そっと木陰からこちらを見つめているモズです。
地元の人気者イソシギ君です。
いつも仲睦まじいカルガモ夫婦です。
鶴見川
桜堤ももう少しで終わりですね。
頭に2本の長い冠羽があるため、夏羽とわかるコサギです。
そして、川和方面から帰る途中に見つけました。
最初はツグミかヒヨドリかなと思いました。でも、全身がやや暗青色を帯びた茶褐色で、腹部に鱗のような模様があるので違うなあと思っていました。じっとしているので、夢中に撮影しました。
しばらくすると飛んで行ったので、道路の反対に行くと何と防止柵の上に留まっている青い鳥と見つめ合っていました。
撮影素人の私にとっては初めての興奮を味わいました。
帰って図鑑で調べたところ、繁殖期を迎えたツガイのようです。
地味な方がイソヒヨドリのメス、美しい青い方がオスでした。
- ツグミ科 全長:23㎝
- オスは頭から喉および背部が青藍色、胸腹部がレンガ色のような赤褐色、翼と尾が黒と鮮やかに色分けされます。メスは全身が灰褐色で、腹部に鱗のような模様があります。
- 磯や港などの海岸周辺が主要な生息地域です。
- 留 鳥
近年では都市部でも見かけるようになったそうです。でも、内陸部ではあまり見かけない鳥のようです。
愛らしく囀るウグイスさんにも、またまた偶然会えました。
こども自然公園
湿地で一生懸命餌をさがしているアオジのメスです。
春の空に春を告げる花
桜のグラデーションと樹々の構図がいいですね。
舞岡公園
撮影スポットに颯爽と現れたカワセミのオスです。
園内の池がカワセミ撮影スポットだそうで、たくさんのカメラマンが居ました。
同じ池でマイペースで餌捕りしていた、誰にも相手にされていないカイツブリです。
最後に見つけたのがガビチョウでした。
- チメドリ科 全長:22-25㎝
- 全体的に茶褐色で地味ですが、眼の周りおよびその後方に眉状に伸びた特徴的な白い紋様を持ちます。嘴の色は黄色。
- 里山などの人家に近い低山の雑木林に住んでいます。
- 留 鳥
中国原産の外来種で特定外来生物に指定されいる鳥で、鳴き声がうるさくあまりファンが多いとは言えないようですね。
最後に
今回は4カ所で探鳥とウォーキングを楽しみました。
もう夏鳥の渡りがはじまり、いろんなところでオオルリとかキビタキが観測されているそうです。
野鳥撮影をはじめてまる3ヶ月半、これからも新しい野鳥との出会いを楽しみたいと思います。