カワセミのまなざし

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カワセミのまなざし

清流の中に濁りを見つけ出す

ちょっとした違和感

雑感

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ブログを始めることになったキーワードが「ちょっとした違和感」という言葉だ。

 

川村元気という作家(プロデューサー)が何気なく発した表現に何となく刺激され、自分の中に澱のように溜まっていたモヤモヤが少しずつ吐き出て来る気がして、それを言葉にしてみたくなった。

 

日常にある「ちょっとした違和感」をうまく捉えることが数年後に花開くとのことだが,その成果はともかく気になった些細な事でも記憶に留めて置きたいと思う。

 

 「都橋」と富士山           

 

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駅から都(みやこ)橋を渡り、川沿いを歩き10分程度のところに自宅がある。

都橋からは実に見事に富士山を望むことができる。でも田舎ではない。住んでみたい地区トップ3に入る環境にある。 

そしてキーワード「ちょっとした違和感」の登場だ。

よく考えてみると「みやこばし」とは洒落の効いた名だ。この地域は古くから中原街道が通り抜けていたらしい。江戸で用事を済ませた地方の役人や商人が都橋を渡るとき、ふと西側の山並みに目をやると、突然富士山の壮麗な御姿が現れ、感化された旅人が「さあ、家までもうひと踏ん張りだ」と元気を貰う姿が目に浮かぶ。 

今まで気にも掛けなかった橋名が、「ちょっとした違和感」のせいで息を吹き返した気がした。

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カワセミ太郎

 都橋から川沿いに歩いていると、カワセミとたまに出くわす。 上流に行くと 数多く棲みついていることがテレビ放映で分かったが、おそらくこの辺りは給油基地らしい。

 カワセミは清流を泳ぐ小魚を餌にしている。いつもは枝木や岩の上に佇み、じっと獲物を狙っている。清流のちょっとした濁りも見逃しはしない。出会って3年は経つが、いつの間にか愛着が涌き何となく「太郎」と呼ぶようになっている。

私も太郎のように、悠然と「清流のちょっとした濁りの向こうにある変化」を探していきたい。

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